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【クリスマスソング88選】時代を超えて愛されるクリスマスソングを紹介!

寒い冬の街角に、ふと耳にするだけで、私たちを特別な気分にさせてくれるもの。
クリスマスの時期になると、古い名曲から最新のヒットまで、様々なメロディが心に寄り添い、私たちを励まし、時には勇気を与えてくれます。

本記事では、邦楽・洋楽、新旧、ポップスからジャズ、そして家族向けの童謡に至るまで、時代や国境を超えて愛され続ける定番曲を88曲紹介していきます。

目次

日本の冬を彩る王道クリスマスソング36選

まずは日本のクリスマスソングの定番曲36選を紹介します。

クリスマス・イブ|山下達郎

邦楽の「キング・オブ・クリスマスソング」として、この曲を外すことはできません。
1983年にリリースされて以来、1988年からはJR東海『X’mas Express』CMソングとして長年にわたり使用され、日本のクリスマスの風景そのものを形作ってきました。
時代を超越したメロディは、遠距離恋愛の切なさ、そして再会を待つ希望を表現し、聴く人全てを温かい気持ちとロマンティックな気分で包み込みます。
この曲が流れると、クリスマスの奇跡を信じずにはいられなくなります。

白い恋人達|桑田佳祐

2001年にリリースされた桑田佳祐の7枚目のソロシングルであり、コカ・コーラのキャンペーンソングにも起用された冬の定番ソングです。
雪が降る景色の中で、純粋な愛と大人のほろ苦い情感が交錯する冬のバラード。
優しい歌声とサビの伸びやかなメロディが、リスナーの心に静かな感動をもたらし、過去の恋の思い出を美しく昇華させてくれます。

いつかのメリークリスマス|B'z

ロックバンドB'zによる、異色のクリスマスバラードとして、リリースから長年愛され続けています。
過去の恋人を回顧する普遍的な切なさが核となっており、「会いたい」というストレートな感情をドラマチックに表現しています。失恋や別れを経験した人々の心に深く響き、それでもなお希望を抱き続ける強さを教えてくれる傑作です。

雪の華|中島美嘉

冬のラブソングとして絶大な人気を誇り、韓国ドラマの主題歌としても世界的に知られる名曲です。
ストレートで情熱的な愛のメッセージと、雪の日に聴きたくなるドラマチックな展開が特徴。
愛する人との時間を大切にし、共に困難を乗り越えようという決意が込められたこの曲は、冬の寒さを忘れるほどの温かさを提供してくれます。

すてきなホリデイ|竹内まりや

ケンタッキーフライドチキンのCMで全国的に浸透し、家族の幸せな団欒をイメージさせる、温かく陽気なクリスマスソングです。クリスマスという祝祭の喜びと、大切な人々と過ごすことの尊さを歌っています。聴くだけで気分が高揚し、家族や友人との楽しい時間を待ち遠しく感じさせてくれる、ポジティブなエネルギーに満ちた一曲です。

DEAR...again|広瀬香美

「冬の女王」広瀬香美が贈る、冬の疾走感溢れるポップチューン。スキー場のCMソングとして人気を博し、冬のアクティブな情景と、切ない恋の感情が見事に融合しています。諦めかけた恋をもう一度追いかける勇気をくれる、力強いメッセージが込められています。

SNOW DOMEの約束|Kis-My-Ft2

Kis-My-Ft2がファンとの絆を歌った、冬の定番バラード。ドーム公演のタイトルにもなったこの曲は、雪のドームの中での約束や、メンバーとファンの特別な関係性を表現しています 。アイドルソングならではのロマンティックさと、雪景色を思わせるキラキラしたサウンドが、冬の季節にぴったり。大切な人との約束を思い出しながら聴きたい、心温まる名曲です。

LAST CHRISTMAS|EXILE

洋楽の超定番であるワム!の名曲を、EXILEがJ-POPカバーした決定版。原曲のメランコリックな雰囲気を活かしつつ、力強く感情的なボーカルワークとダンスグループならではのアレンジが加わり、新鮮な魅力を放っています。2008年のリリース以降、ダンス&ボーカルグループの冬の定番曲として定着。特に男性の切ない気持ちを表現しており、カラオケでも人気の高い一曲です。洋楽ファンにもJ-POPファンにもおすすめ。

雪のクリスマス|DREAMS COME TRUE

雪の降る日に、大切な人を想う幸せな気持ちを、吉田美和の力強いボーカルとグルーヴ感あふれるサウンドに乗せて表現しています。1990年代にリリースされて以降、クリスマスのプレイリストには欠かせない存在。聴くだけで心が温かくなるような、祝福に満ちたメロディは、時代を超えて愛される名曲としての風格を漂わせています。

クリスマスソング|back number

2015年のリリース以来、ストリーミング時代のクリスマスソングの決定版として確固たる地位を築いた超定番曲。月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』主題歌としても大ヒットし、back number特有の「叶わない片想いの切なさ」をクリスマスの魔法に乗せて歌い上げています 。毎年12月にはチャートのトップ層に必ず登場するほど、現代の若者の恋愛観に深く根付いています。これを聴かずして、現代のクリスマスは語れません。

メリクリ|BoA

2004年にリリースされて以来、BoAの代表曲として、そしてJ-POPの冬の定番として圧倒的な人気を誇るバラード。冬の切なさと、恋する喜びが交錯する歌詞が、ストレートに胸に響きます。毎年12月になるとストリーミングチャートを急上昇する実績からも、その季節性の高さと愛され方がうかがえます 。甘くも切ないメロディは、雪が舞い散る日にそっと寄り添ってくれるでしょう。

恋人がサンタクロース|松任谷由実

日本のクリスマスソングの原点とも言える、ユーミンの大定番。サンタクロースの正体が恋人だと気づく、夢と現実が交錯する可愛らしい歌詞が魅力です。クリスマスを迎えるワクワク感を高め、ロマンティックなムードを演出します。

抱きしめたい|Mr.Children

1992年にリリースされた、Mr.Children初期の普遍的なラブソング。クリスマスソングではありませんが、その温かくロマンティックな雰囲気から、冬の定番バラードとして広く親しまれています。桜井和寿の繊細な歌声と、時代を超越した美しいメロディは、大切な人を守りたいと願う純粋な気持ちを表現。静かでロマンティックな夜に、そっと愛する人のそばで聴きたい一曲です。

クリスマスがやってくる|スキマスイッチ

クリスマス当日の賑やかさではなく、クリスマスを待ち望むワクワク感をストレートに表現したポップチューン。日常の風景の中にクリスマスが近づく高揚感を、スキマスイッチならではの軽快なメロディと優しい歌声で描き出します。クリスマス前の準備期間や、12月に入って最初に聴く曲として最適。日常に根ざした描写が共感を呼び、定番の仲間入りを果たした名曲です。

僕はサンタクロース|ファンキーモンキーベイビーズ

ファンモンらしい、ストレートで心温まるメッセージソング。サンタクロースの視点から、大切な人に幸せを届けたいという気持ちを歌い上げています。クリスマスの夜にこそ、誰かを想う気持ちの尊さを再認識させてくれる、感動的な一曲。子どもから大人まで、家族で楽しめるポジティブな定番ソングとして、ホリデーシーズンに元気をもらえます。

silent|SEKAI NO OWARI

フジテレビ系ドラマ『この恋あたためますか』主題歌として大ヒットし、現代のクリスマス定番曲の一つに。セカオワらしい幻想的で美しいサウンドに、切なさと温かさが共存する歌詞が重なります 。2024年にも51週ぶりにチャートインするなど、その季節需要の高さは実証済み。冬の透明感あふれる夜に、まるで映画のワンシーンのように響く、ロマンティックな一曲です。

約束の場所|CHEMISTRY

R&BデュオCHEMISTRYによる、透明感のあるボーカルが際立つ冬のバラード。遠距離恋愛や、なかなか会えない恋人との再会を約束する切実な思いが込められています。再会を信じて努力することの大切さを教えてくれます。

Merry Christmas|BUMP OF CHICKEN

静かに、そして力強くクリスマスの情景を描写するBUMP OF CHICKENの楽曲。華やかな祝祭感よりも、大切な人への感謝や温かい気持ちに焦点を当てています。聞くことで、共に歩む仲間の大切さを再認識できます 1

聖なる夜の贈り物|秦基博

繊細で温かいギターサウンドと、秦基博の包み込むような歌声が特徴の、大人のためのクリスマスソング。派手な装飾はなく、大切な人への純粋な想いを「贈り物」として表現する、静謐な感動があります。落ち着いた雰囲気の曲調は、キャンドルの灯りのようなロマンティックな聖夜を演出します。大切な人へのメッセージを込めて、この定番を聴いてみてください。

冬がはじまるよ|槇原敬之

クリスマスに特化せず、冬の始まりのワクワク感と温かさを歌い上げた冬ソングの定番。1991年のリリースから長きにわたり、寒い季節の始まりを告げるアンセムとして愛されています 。マッキー特有の日常的な情景描写と、ポジティブなメッセージが心地よく、冬支度のBGMや、ドライブソングとしても最適です。この曲を聴くと、今年の冬も素敵な出来事が起きる予感がしてきます。

サイレント・イヴ|辛島美登里

クリスマスの夜の「裏切り」と「別れ」をテーマにした、切なすぎる冬の定番バラード。1990年のドラマ主題歌として大ヒットし、当時のリスナーの心に深く刻み込まれました。タイトル通り、静かな聖夜に聴くと涙腺を刺激される、ドラマティックな展開が魅力です。クリスマスの華やかなイメージとは一線を画した、大人の恋愛における現実と向き合う名曲として、今なお根強い支持を誇ります。

クリスマスイブ|優里

2022年発表。優里特有の感情豊かな歌声で、儚く切ないクリスマスの情景をリアルに描いた現代の冬の定番曲。歌詞には「色褪せてしまった僕ら」「もう帰りたい」など、従来の甘いクリスマスソングとは異なる、リアルでほろ苦い別れの感情が表現されています 。失恋や叶わない恋をしている人に深く共感を呼ぶ、現代型センチメンタル・ソング。クリスマスの夜に涙を流したい時におすすめです。

愛しさにリボンをかけて|Little Glee Monster

リトグリの真骨頂である圧倒的なコーラスワークが、クリスマスの祝祭感を最高潮に高める一曲。愛する人への想いを込めて、聴く人すべてを温かく包み込むようなハーモニーが魅力です。楽曲全体に多幸感と温もりが溢れており、クリスマスのパーティーシーンや、家族団欒のBGMとして最適。冬の寒さを忘れさせるほどの、力強い歌声が響く定番ソングです。

Can't Wait'Til Christmas|宇多田ヒカル

宇多田ヒカルが贈る、静謐で洗練された大人のクリスマスソング。J-POPの派手さとは一線を画した、洋楽的な感性と落ち着いたグルーヴが特徴です。クリスマスの朝を待つ静かな期待感を、深みのあるボーカルで表現。忙しい年末の喧騒から離れ、上質な時間の中でコーヒーを飲みながら聴きたい隠れた名曲です。他の定番とは異なる、特別な雰囲気を演出できます。

寒い夜だから|TRF

クリスマスソングという枠を超え、冬の夜の孤独と切なさを表現し続ける90年代ダンスミュージックの定番。1993年のリリースで、小室哲哉プロデュースによるグルーヴと、YU-KIのパワフルなボーカルが、寒い夜の街の情景を鮮やかに描き出します。クリスマスの華やかさに疲れた時、ふと一人で聴きたくなるような、心に寄り添う一曲。深夜のドライブソングとしても絶大な支持を得ています。

粉雪|レミオロメン

冬のバラードの代名詞として、世代を超えて愛される名曲。2005年のドラマ『1リットルの涙』挿入歌としても知られ、雪の情景と、報われない恋の激情を歌い上げる圧倒的なエモーショナルさが魅力です 。サビの壮大な盛り上がりは、聴く人の心を強く揺さぶります。冬ソングのプレイリストには欠かせない一曲であり、感情を解き放ちたい夜に、ぜひボリュームを上げて聴いてください。

All Mine|ONE OK ROCK

ONE OK ROCKが贈る、静寂に満ちた冬のバラード。全編英語詞で歌われ、Takaの感情的なハイトーンと、壮大なサウンドスケープが特徴的です。ロックバンドでありながら、繊細なピアノとストリングスが織りなす音世界は、冬の寒さと、それに対峙する強い愛の誓いを表現。夜景を眺めながら、大人のロックバラードに浸りたい時におすすめの隠れた名曲です。

愛の手|マカロニえんぴつ

マカロニえんぴつの持つ文学的な歌詞と、エモーショナルなロックサウンドが融合した冬のラブソング。厳しい寒さの中で、愛する人の温もりこそが最大の救いであるというメッセージを込めています。日常の些細な瞬間から、普遍的な愛を見つけ出す彼らならではの視点が光ります。心に響くメロディは、新しい冬の定番曲を探している人に強くおすすめします。

Subtitle|Official髭男dism

2022年に社会現象を巻き起こしたドラマ『silent』の主題歌。直接的なクリスマスソングではありませんが、冬の切ない情景を描き出し、現代の冬ソング定番として急速に定着しました。秀逸な歌詞と、Official髭男dismならではの洗練されたメロディ、卓越したアレンジ力は、聴く者に深く静かな感動を与えます。雪が降る寒い夜に、登場人物たちの感情を重ねて聴きたい一曲です。

コーンポタージュ|Saucy dog

若者から絶大な支持を集めるSaucy Dogによる、冬の日常風景を切り取った等身大のラブソング。コンビニで温かいコーンポタージュを買う、何気ない瞬間に感じる切なさや愛おしさが描かれています。飾らない言葉で紡がれる歌詞は共感性が高く、現代の冬ソング定番の筆頭株。クリスマスの華やかさよりも、寒い日のリアルな温もりを求める時に聴きたい一曲です。

Christmas widhes|Snow Man

現代を代表するアイドルグループ、Snow Manによる王道のクリスマスソング。多幸感あふれる華やかなメロディと、ポジティブなメッセージが、ホリデーシーズンを明るく彩ります。メンバーの個性が光る歌唱と、パフォーマンスの魅力も相まって、視覚的にも楽しめる最新の定番曲です。クリスマスの賑やかなムードを最大限に楽しみたい時に最適。

僕らの制服クリスマス|=LOVE

アイドルグループ=LOVEが歌う、学生時代の甘酸っぱいクリスマスの情景。制服姿で過ごすクリスマスという、誰もが経験する(または憧れる)純粋な瞬間を切り取っています。青春の輝きと、恋のドキドキ感が詰まっており、学生層や、当時の思い出に浸りたい大人に響きます。キュートでキラキラしたサウンドは、恋する気持ちを高めてくれる定番アイドルソングです。

クリスマスキャロルの頃には|稲垣潤一

1992年にリリースされ、一世を風靡した90年代J-POPを代表する定番中の定番曲です。トレンディドラマ主題歌として社会現象を巻き起こし、「大人の切ない別れ」というテーマをクリスマスに定着させました。時を経て、近年も斬新なリミックス企画(COCKTAIL SOUNDS MIX)で再評価されるなど、そのメロディの普遍性は健在です 。クリスマスのロマンスだけでなく、人生の機微を感じさせる名曲を、ぜひ静かな夜に聴き込んでください。

チキンライス|浜田雅功と槇原敬之

ダウンタウン松本人志が作詞を手がけた、クリスマスの異色な企画ソングながら、その深い物語性から定番曲として愛されています。貧しかった幼少期のクリスマスと、大人になった現在の視点を重ね合わせ、家族への愛と郷愁を歌い上げます。商業的な華やかさとは一線を画した、温かいメッセージが胸を打つ名曲。クリスマスの「当たり前」に感謝したくなる一曲です。

White Love|SPEED

1997年にリリースされ、ミリオンセラーを記録した冬のアイドルソングの金字塔。雪景色の中で燃え上がる情熱的な恋心を、疾走感あふれるメロディと、メンバーの若々しい歌声に乗せて歌い上げています。冬の寒さを忘れさせるほどの熱量を持ち、カラオケでも盛り上がること間違いなし。90年代のアイドルブームを象徴する懐かしの定番でありながら、今聴いても新鮮な魅力があります。

遠い街のどこかで...|中山美穂

1991年リリースの、中山美穂による冬の定番ラヴ・ソング。離れて暮らす大切な人への想いを馳せる、遠距離恋愛の切なさが詰まった名曲です。ドラマ主題歌として多くの人々の共感を呼びました。美穂の透明感のある歌声と、ドラマティックで美しいメロディラインが、冬の澄んだ夜空に響き渡ります。都会の喧騒から離れた場所で、静かに相手を想う聖夜にぴったりの一曲です。

洋楽ポップス:世界を熱狂させる定番のメガヒット25選

洋楽のクリスマスソングは、祝祭感、高揚感、そして時に深い切なさを、エネルギッシュなポップサウンドに乗せて届けます。特に1980年代以降の楽曲は、現代のストリーミング時代においても毎年チャートを席巻し、「定番」としての地位を不動のものとしています。ここでは、世界を熱狂させ続けるメガヒット25曲を、その文化的影響力やチャート実績と共に紹介します。

All I Want For Christmas Is You|Mariah Carey

現代の「クリスマスソングの女王」であるマライア・キャリーの代名詞的メガヒット。1994年のリリース以来、毎年必ずチャート1位に返り咲く驚異的な記録を保持しています。プレゼントはいらない、欲しいのは「あなただけ」という直球の愛が、聴く人全てを圧倒的な幸福感と高揚感で包み込みます。この曲は、クリスマスを最も楽しく、情熱的に過ごすためのエネルギーを与えてくれます。

Last Christmas|Wham!

ジョージ・マイケルの切なくも美しいメロディが響く、クリスマスの失恋ソングの金字塔です。クリスマスに裏切られた過去を持ちながらも、「次は特別の人に渡す」と誓う主人公の強さが描かれています。心の傷を負っても希望を失わず、前向きに進もうとする姿勢は、リスナーの背中を押してくれる傑作です。

Rockin’ Around The Christmas Tree|Brenda Lee

1958年に当時13歳だったブレンダ・リーが歌った軽快なロカビリー。古き良きアメリカのクリスマスムードを伝えるこの曲は、発表から65年後の2023年に初めて全米チャート1位を獲得するという驚異的な快挙を達成しました。ツリーを囲んで踊りたくなるような、明るくポジティブなエネルギーに満ちています。

Happy Xmas (War Is Over)|John Lennon & Yoko Ono

単なる祝祭歌ではなく、平和を訴えるメッセージソングとしての社会的な意義を持つ一曲です。1971年のリリース当時から、世界中に戦争の終結と、クリスマスの精神である愛と平和の重要性を強く訴えかけました。聴くたびに、困難な状況の中でも希望を持ち続けることの大切さを再認識させてくれます。

Do They Know It's Christmas?|Band Aid

1984年、エチオピア飢饉の救援を目的として、UK/アイルランドのトップアーティストたちが集結して制作されたチャリティーソングです。その歴史的背景と、切実なメッセージが込められたコーラスは、単なるヒット曲以上の、人道的な影響力を持っています。困難に直面した世界に目を向け、共助の精神を促します。

Santa Tell Me|Ariana Grande

2014年にリリースされて以来、瞬く間に現代の定番となったポップス。サンタに「本当に愛してくれる人がどうか教えて」と問いかける可愛らしくも切実な歌詞が、若い世代の恋愛観に強く響きました。アップテンポでキャッチーなメロディは、クリスマスのパーティーシーンを盛り上げるのに欠かせません。

Mistletoe|Justin Bieber

ジャスティン・ビーバーが2011年に発表した、冬のロマンティックなラブソング。暖かく優しいアコースティックなサウンドが特徴で、恋人との親密な時間を描いています。若いアーティストが作った、現代における新たなクリスマスの定番曲として定着しています。

Step Into Christmas|Elton John

1973年にリリースされた、エルトン・ジョンによる陽気でパワフルなロックンロールクリスマスソングです。祝祭的な雰囲気を全面的に押し出し、リスナーを瞬時にパーティー気分へと誘います。クリスマスの盛り上がりを演出したい時に最適な、エネルギッシュな一曲です。

Christmas Lights|Coldplay

コールドプレイによる、穏やかで内省的な雰囲気を持つクリスマスソング。華やかなイルミネーションの光の中で、失われた愛や切ない思い出を振り返る歌詞が心に響きます。静かに、深くクリスマスの夜を味わいたい大人のリスナーに寄り添います。

Underneath the Tree|Kelly Clarkson

ケリー・クラークソンの力強いボーカルが魅力の、2013年以降の定番曲。レトロなソウルミュージックの要素を取り入れたアップテンポなナンバーで、プレゼントよりも愛する人がそばにいることの喜びを歌っています。

Wonderful Christmastime|Paul McCartney

元ビートルズのポール・マッカートニーが1979年にリリースした、シンプルで覚えやすいシンセサイザーのメロディが特徴の楽曲です.4 家族や友人と過ごすクリスマスの温かい団欒を描いており、世代を超えて親しまれています。

You Make It Feel Like Christmas|Gwen Stefani ft. Blake Shelton

グウェン・ステファニーとブレイク・シェルトンによるデュエットソング。愛する人がいれば、いつでもクリスマスのように感じられるという幸福感を歌っています。現代的なポップスとカントリーの要素が融合した、明るくハッピーな気分にさせてくれる曲です。

Santa, Can’t You Hear Me|Kelly Clarkson & Ariana Grande

ケリー・クラークソンとアリアナ・グランデという、二大歌姫の共演が実現した豪華な一曲。ポップで力強いサウンドに、サンタへの純粋なお願いが込められています。

Christmas All Over Again|Tom Petty and the Heartbreakers

トム・ペティによる、少し荒々しくも温かいロックテイストのクリスマスソング。懐かしさを感じるサウンドと、クリスマスの情景をシンプルに描いた歌詞が、飾らないホリデーの喜びを伝えます。

Thank God It’s Christmas|Queen

ロックバンドQueenが1984年にリリースした、壮大で感動的なバラード。クリスマスの平和と喜びを讃える内容であり、フレディ・マーキュリーの伸びやかな歌声が、聴く人の心に希望をもたらします。

It's Beginning to Look a Lot Like Christmas|Michael Bublé

マイケル・ブーブレによる、ジャズとポップスの融合した現代的な定番曲。彼のスムーズで温かいボーカルが、クリスマスの装飾や準備が始まるワクワク感を伝えてくれます。

Sleigh Ride |The Ronettes

1963年に女性グループのザ・ロネッツがカバーし定番化した、アップテンポで軽快な冬シーズンの曲です。ソリ滑りの楽しさと、冬のロマンチックな情景を描写しており、聴くだけで気分が華やぎます。

Please Come Home for Christmas|Eagles

イーグルスによる、切なくも美しいブルースロック調のクリスマスソング。クリスマスには家に帰ってきてほしいと願う、恋人への切実なメッセージが込められています。大人の情感を持つリスナーに深く響きます。

Where Are You Christmas?|Faith Hill

映画『グリンチ』のテーマソングとしても知られる、フェイス・ヒルの美しいバラード。クリスマスの魔法が失われつつある大人になって、その魔法を求めてしまう切なさが描かれています。

Oh Santa!|Mariah Carey

マライア・キャリーによる、2010年代のヒット曲。失恋した女性がサンタに助けを求めるという、明るくキュートなポップスです。聴くだけで元気が湧いてくるような、ポジティブなエネルギーに満ちています。

My Only Wish (This Year)|Britney Spears

ブリトニー・スピアーズが2000年にリリースした、ポップでガーリーなクリスマスソング。他のものは何もいらない、ただ恋人が欲しいという、ストレートな願いが込められています。

Christmas Tree Farm|Taylor Swift

テイラー・スウィフトが自身の幼少期のクリスマスの思い出を歌った、温かくノスタルジックな曲。彼女のルーツであるカントリーミュージックの要素も感じられ、家族との絆の大切さを伝えます。

Someday at Christmas|Stevie Wonder

スティーヴィー・ワンダーが1967年に発表した、平和への願いが込められたソウルフルな楽曲。いつか戦争のない平和なクリスマスが訪れることを願う、普遍的で力強いメッセージが特徴です。

I Saw Mommy Kissing Santa Claus|Jackson 5

ザ・ジャクソン5による、可愛らしくてスキャンダラスなクリスマスの定番曲。子供の視点から描かれた、母親とサンタ(実は父親)のキスを目撃するユーモラスな情景が、聴く人を笑顔にします。

This Christmas|Donny Hathaway

ダニー・ハサウェイによる、ソウルフルで温かいクリスマスの定番曲。愛する人への感謝と、共に過ごすことの喜びを歌っています。特にR&Bファンにとって、ホリデーシーズンに欠かせない一曲です。

クラシック・ジャズ&スタンダード 映画やCMを彩る古き良き定番曲15選

1940年代から60年代にかけて確立されたこのセクションの楽曲群は、文化的・歴史的な権威性が非常に高く、映画やジャズの巨匠たちの手によって永遠の定番となりました。
そんな古き良き楽曲を15選紹介していきます。

White Christmas|Bing Crosby

ビング・クロスビーが1942年に発表したこの曲は、「史上最も売れたシングル」としてギネス記録に認定されています。映画『ホリデイ・イン』でアカデミー賞主題歌賞を受賞しました。子供の頃の暖かな情景を懐かしむ普遍的な歌詞は、雪が降らない場所でも聴く人の心に温かい希望の光を灯してくれる、静かな名曲です。

The Christmas Song (Chestnuts Roasting on an Open Fire)|Nat King Cole

「ジャズボーカルの王様」ナット・キング・コールの優しい歌声が響く、しっとりスローなクリスマスソングです。焼き栗や七面鳥など冬の風物詩を詩的に表現し、暖炉のそばで穏やかな時間を過ごす、至福のクリスマスの情景を心に描かせてくれます。1961年のバージョンが最も広く知られています。

Have Yourself a Merry Little Christmas|Judy Garland / Frank Sinatra

1944年の名作ミュージカル映画『若草の頃』(Meet Me in St. Louis)でジュディ・ガーランドが歌った曲です。困難な時期でも希望を忘れず、「ささやかでも楽しいクリスマスを」と願う名曲であり、フランク・シナトラ版が最も広く知られています。大人たちが静かに語り合う夜に、そっと寄り添ってくれます。

Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!|Vaughn Monroe

1945年にヴォーン・モンローが発表した、軽やかでほっこりした冬の有名曲です。暖炉にあたりながら外の雪を眺め、「雪よ降れ降れもっと降れ」と願う内容であり、人気アクション映画『ダイハード』のエンディングで使用されたという意外な背景も持ちます。

Santa Baby|Eartha Kitt

1953年にアーサー・キットが歌ったスローなクリスマスソング。サンタにおねだりする歌詞を甘えたボイスで歌い、当時の世間をざわつかせました。大人向けのR&Bクリスマス定番曲として地位を確立しており、セクシーでユーモラスな雰囲気を楽しめます。

It’s The Most Wonderful Time Of The Year|Andy Williams

1963年にリリースされた、アンディ・ウィリアムスによる明るくスローテンポなクリスマスソングです。1960年代を代表する彼の声が、「一年でいちばん素敵な時期が来た」というワクワクする気持ちを伝えます。アメリカではホリデーシーズンのテレビCMで頻繁に使用される、陽気な定番です。

Winter Wonderland|Tony Bennett

トニー・ベネットが1968年にカバーした、冬の雪景色を歩く若いカップルの内容の、しっとりスローな名曲です。『思い出のサンフランシスコ』などのヒットで知られるジャズ・シンガーによるこの曲は、雪が積もるロマンチックな情景を美しく彩ります。

Christmas (Baby Please Come Home)|Darlene Love

1963年にダーレン・ラヴが歌ったアップテンポな大定番曲。伸びやかな声で「ベイビーどうか戻ってきて」という切実な歌詞を力強く歌い上げ、彼女は「クリスマスソングの女王」とも呼ばれるようになりました。クリスマスの奇跡を信じる希望に満ちています。

Blue Christmas|Elvis Presley

「ロックンロールの王様」エルヴィス・プレスリーが歌う、ブルース調のクリスマスソング。クリスマスの華やかさとは対照的に、孤独や失恋の悲しみを表現しています。その独特のムードは、数多くのアーティストにカバーされています。

I'll Be Home for Christmas|Bing Crosby

ビング・クロスビーによる、第二次世界大戦中に生まれた感傷的なバラード。戦場にいる兵士が、心の中だけでもクリスマスには家に帰ることを願うという歌詞で、当時の人々の心を打ちました。ノスタルジーと切実な願いが込められた名曲です。

Do You Hear What I Hear|Bing Crosby

1962年にリリースされた、クリスマスの物語を静かに語りかけるような歌詞が特徴的な曲です。もともとはキューバ危機の中で平和を願って書かれた経緯があり、深く穏やかなメッセージが込められています。

Frosty The Snowman|Ella Fitzgerald

雪だるまが子供たちと遊び出す物語を描いた、陽気で軽やかなクリスマスソングです。カントリー歌手ジーン・オートリーの曲ですが、「ザ・ファーストレディ・オブ・ジャズ」と称されたエラ・フィッツジェラルドによるジャズバージョンが特に有名で、楽しさが溢れています。

Baby, It’s Cold Outside|Dean Martin

1949年のロマンティックコメディ映画でアカデミー賞を受賞した、冬のデュエットの定番曲です。帰るか帰らないかの男女の機微を、コールアンドレスポンス形式で歌う会話劇が魅力。大人のロマンスを感じさせてくれます。

Santa Claus Is Back In Town|Elvis Presley

1957年にエルヴィス・プレスリーのために書き下ろされたブルースのクリスマスソング。黒いキャディラックで女の子を誘う「ちょいワルなサンタ」の話で、ロックンロールのエネルギーを感じさせる異色の定番曲です。

A Holly Jolly Christmas|Burl Ives

バーリー・アイヴスによる、優しく温かいボーカルが特徴のクリスマスソング。クリスマスの喜びと、みんなが幸せになることを願うシンプルなメッセージが、ホリデーシーズン全体を穏やかに彩ってくれます。

ファミリー&キッズ向け 陽気で楽しいクリスマスの定番童謡12選

クリスマスの定番ソングには、子供たちの笑顔と家族の団欒に欠かせない、陽気でストーリー性のある童謡も含まれます。ここでは、サンタクロースやトナカイ、雪だるまなど、夢と希望に満ちた物語を歌い継ぐ12曲を紹介します。

赤鼻のトナカイ (Rudolph, the Red-Nosed Reindeer)|Gene Autry

三大クリスマスソングの一つであり、カントリー歌手ジーン・オートリーによって歌われました。仲間はずれにされていた赤鼻のトナカイが、霧の夜にサンタのソリを導くヒーローになる物語です。自分を信じて進むこと、そして個性を大切にすることの重要性を教えてくれる、永遠の童謡です。

サンタが町にやってくる (Santa Claus Is Coming To Town)|The Jackson 5

「いい子にしてたか悪い子にしてたか、サンタはお見通しだよ」という、子供たちへの警告と期待が込められたクリスマスの童謡。The Jackson 5によるアップテンポでソウルフルなアレンジは、この曲に新たな魅力を加えました。サンタの訪れを待ち望むワクワク感を増幅させます。

Jingle Bells (ジングル・ベル)|Frank Sinatra

世界中で最も知られているクリスマスソングの一つですが、英語歌詞にはクリスマスの言及はなく、ソリで遊んでいる冬の情景を歌っています。フランク・シナトラの陽気で軽快なバージョンは、この曲の持つ楽しさとエネルギーを最大限に引き出しています。

I Saw Mommy Kissing Santa Claus|Jackson 5

母親がサンタとキスしているのを目撃した子供の視点から描かれた、可愛らしい曲。この曲は子供たちの素直な驚きと、クリスマスのユーモラスな側面を表現しており、家族の笑いを誘います。

We Wish You a Merry Christmas|Traditional

誰もが知る伝統的なクリスマスキャロル。「楽しいクリスマスを祈ります」というシンプルな祝福のメッセージが込められており、合唱曲としても親しまれています。世代を超えてクリスマスの喜びを共有するための必須ソングです。

Here Comes Santa Claus|Gene Autry

サンタクロースがやってくる喜びをストレートに歌い上げた、ジーン・オートリーの陽気なカントリーソング。子供たちがサンタの訪れを心待ちにする、純粋な期待感を表現しています。

The Chipmunk Song (Christmas Don't Be Late)|The Chipmunks

シマリスのキャラクター、チップマンクスの早回しボーカルが特徴的な、コミカルで愛らしいクリスマスソング。プレゼントを待ちきれない子供たちの興奮と焦りが描かれており、家族で楽しむのに最適です。

Jingle Bell Rock|Bobby Helms

1957年にボビー・ヘルムズが発表した、ロックンロールのリズムを取り入れた軽快なクリスマスソング。伝統的なジングルベルにモダンな要素を加え、ダンスを誘うような楽しさが満載です。

Deck the Halls|Traditional

「ひいらぎを飾りましょう」という歌詞で知られる、ウェールズ起源の伝統的なキャロル。喜びと活気に満ちたメロディが、家を飾り付け、ホリデーの準備をする楽しさを伝えます。

Hark! The Herald Angels Sing|Traditional

メンデルスゾーンの楽曲を基にした、厳かで美しい伝統的なクリスマスキャロル。キリストの降誕を告げる天使たちの声を歌い上げており、クリスマスの宗教的な背景と神聖さを伝えます。

Feliz Navidad|José Feliciano

プエルトリコ出身のホセ・フェリシアーノによる、スペイン語と英語がミックスされた陽気なクリスマスソング。シンプルでキャッチーなサビは世界中で愛され、多様な文化が交差する現代のクリスマスの喜びを象徴しています。

Run Rudolph Run|Chuck Berry

『ジョニーBグッド』で知られるチャック・ベリーによる、ロカビリー調のクリスマスソング。サンタのソリを引くトナカイに「急げや走れ!」とせかす、ご機嫌な8ビートの曲で、聞くだけで気分が盛り上がります。

まとめ

本記事では、邦楽・洋楽を横断し、クラシックから最新ポップスまで、時代を超えて愛され続ける定番クリスマスソング88曲を紹介してきました。

ぜひこの膨大なリストを活用し、あなたの今年のクリスマス・イブ、大切な人との団欒、または一人静かに過ごす夜に最適な一曲を。

Mr.Lyric 編集部

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