Mr.Children「CHILDREN’S WORLD」の歌詞の意味を考察!

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Mr.Childrenの「CHILDREN’S WORLD」は、1992年にリリースされたアルバム『EVERYTHING』に収録されています。

デビューアルバムとしてリリースされたこのアルバムに収録されているという事もあり、まだMr.Childrenがアマチュアで小さなライブハウスで演奏していたような曲となっています。
実際に2015年に開催されたスタジアムツアー未完で演奏した時に演奏されており、昔からのMr.ChildrenファンやコアなMr.Childrenファンに愛されている楽曲となっています。

そんな「CHILDREN’S WORLD」の歌詞について紹介していきます!

「Children’s World」の歌詞考察

壊れた窓の隙間から
僕を呼ぶ口笛が聞こえる
空き地の隅に組み立てた
秘密の基地へ走って行く
ママの口癖も 聞こえないふりで
仲間を集めて 始めよう

歌い出しの部分になります。
歌詞の冒頭は、壊れた窓の隙間から聞こえる口笛に導かれ、秘密の基地へ向かうシーンで始まります。これは、子供たちの無限の創造力や冒険心を象徴しています。

あいつは口が軽いから
仲間には入れたくないけれど
ギター弾くのが上手いんだ
それはまるで チャック・ベリーのように
トランプが化けた メンバーズ・カード
こっそり計画を立てて

ここで出てくるメンバーズカードというのは一般的な意味で言うと”組織や団体の一員であることを証明するカード”のことを指します。
ここで登場する子供たちは、何人かの仲良しチームで何かをしようと企んでいるのではないでしょうか。(筆者はなぜか、ワンピースのルフィ・エース・サボの3人の様子が思い浮かびました)

何か大きな事を しでかしたくて
ウズウズしている
いつも 大人の声に 聞き耳立てて
ビクビクしている
そんな CHILDREN’S WORLD

1番のサビになります。
何か大きなことをしたくて企んでいる無邪気さと、どうしても逆らえない大人に対する恐怖心が見えます。
また、ここで登場する子供というのは筆者的には10歳くらいの変に現実を見始める年齢なのかなとも思いました。将来はプロ野球選手になると言っていた子供が10歳くらいからなんとなく現実を見始める子供もいると思います。(筆者は子供のころ野球チームに所属していましたが、最初はみんなプロ野球選手になりたいと言っていても、4年生以降にそれを本気で言っている人は結構少なかったと記憶しています)
そんな何か大きなことに取り組みたいけれども、ちょっとずつ大人の世界・現実が見え始めた少年時代のことを指しているのではないでしょうか。

間違いだらけの答案は
空き地に埋めて隠したけど
心の隅に隠してる
重い荷物は消せないから
あの頃のように 笑えない時が
いつか来るけれど 心の中は

2番の歌い出しになります。

夢や希望を抱いていても、なかなか思い通りに行くことは少ないと思います。
そこで感じた悲しみやダメージは消えないけれど、きっと昔の子供の頃のように無邪気に笑って過ごせる日々が来るんだという意味が込められているのではないでしょうか。

数えきれない夢を抱えて
ドキドキしている
今は思い通りにいかないことも
いつかは叶えて
ここは CHILDREN’S WORLD

なかなか思い通りにいかず悶々とした日々を過ごしていても、それでも幼かった少年時代のように夢や希望に胸を膨らませ、いつか夢を叶えるんだというメッセージが込められており、いつまでも少年時代のような無邪気さや欲望をもっておきたい、初心を忘れずに頑張っていきたいという風に捉えることができます。

まとめ

「CHILDREN’S WORLD」は、子供のころのような無邪気さや大きな夢を持つことの大事さを感じさせてくれ、聞く人を初心に帰らせてくれる曲です。

また、曲自体はアップテンポでかなりライブでも盛り上がる曲となっています。
直近だと、2015年のスタジアムツアー未完で演奏されているので、興味ある方はぜひ聞いてみて下さい!

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