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「365日」はシングルとしてはリリースされておらず、2010年12月1日に発売した16番目のアルバム「SENSE」に収録されています。(ちなみにSENSEはシングル曲が1曲も収録されていないアルバムとなっています)
シングルとしてリリースされていないのにもかかわらず、NTTのCMソングに起用されるなど、一度は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「365日」の歌詞について紹介していきます!
「365日」の歌詞考察
聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 抑えようのない想いがここにあんだ
耳を塞いでも鳴り響いてる
この冒頭の歌詞から、主人公の抑えきれない感情が伝わってきます。耳を塞いでも鳴り響くという表現は、心の中の声がどれだけ強く、無視できないものであるかを示しています。この「抑えようのない想い」は、愛する人への深い執着や情熱を象徴しています。
君が好き 分かっている 馬鹿げている
でもどうしようもない
目覚めた瞬間から また夢の中
もうずっと君の夢を見てんだ
好きな人ができると四六時中その人のことを考えてしまうことを歌詞で表現されています。
それだけ好きな人のことを想っているという事が歌詞から理解できます。
同じ気持ちでいてくれたらいいな
針の穴に通すような願いを繋いで
この部分では、相手も同じ気持ちであることを願う切実な心情が表現されています。
前の歌詞で、四六時中その人のことを考えてしまうことを歌詞で表現しているとしましたが、それと同じくらい相手が自分のことを持ってくれるといいなという主人公の強い想いが読み取れます。
「針の穴に通すような願い」という表現は、その願いがどれだけ達成困難であるかを象徴しています。この繊細で微妙な感情の描写は、歌詞全体の美しさを引き立てています。
365日の
言葉を持たぬラブレター
とりとめなく ただ君を書き連ねる
明かりを灯し続けよう
心の中のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えたりしないように
1番のサビになります。
365日間の言葉を持たないラブレターがというのは、日常の中で伝えるような愛のメッセージが描かれています。
「心の中のキャンドル」という比喩は、愛の灯火を守り続けることを象徴しています。どんな困難や試練があっても、その愛は消えることがないという強いメッセージが込められています。
例えば「自由」
例えば「夢」
盾にしてたどんなフレーズも
効力(ちから)を無くしたんだ
君が放つ稲光に魅せられて
この部分では、かつて重要だった「自由」や「夢」という概念が、愛する人の前では意味を失うことが描かれています。相手の存在がそれらを凌駕するほどの影響力を持っていることが表現されています。
「ひとりきりの方が気楽でいいや」
そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ
ここでは、孤独でいる方が楽だという自己防衛的な言い訳を捨てる決意が表されています。愛する人と真剣に向き合うためには、臆病な心を克服しなければならないというメッセージが込められています。
砂漠の街に住んでても
君がそこにいさえすれば
きっと渇きなど忘れて暮らせる
そんなこと考えてたら
遠い空の綿菓子が
ふわっと僕らの街に
剥がれて落ちた
2番のサビです。”砂漠の街に住んでても君がそこにいさえすれば きっと渇きなど忘れて暮らせる”という部分はさすが桜井さんだなと思わせてくれる歌詞ですね。
この部分では、どんな過酷な環境でも、愛する人がいれば乗り越えられるという思いが表現されています。
「遠い空の綿菓子」という幻想的な表現は、希望や夢を象徴しています。それが現実に降りてくる様子は、愛の力で希望が実現することを示しています。
君に触れたい
心にキスしたい
昨日よりも深い場所で君と出逢いたい
相手に触れたい、心にキスしたいという強い欲求がここで表現されています。昨日よりも深い場所で出会いたいという表現は、愛が日々深まっていることを示しています。この成長する愛情は、時間と共に変化し、深化する人間関係の美しさを描いています。
365日の
心に綴るラブレター
情熱に身を委ねて書き連ねる
明かりを守り続けよう
君の心のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えぬように
365日の
君に捧げる愛の詩
再び365日間の愛を綴るラブレターが描かれています。
日常の中であふれる思いや情熱に身を委ねて、相手への愛を守り続けるという決意が強調されています。どんな困難があっても、その愛は消えることがないという強いメッセージが込められています。
聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 想いのすべてよ
どうか君に届け
最後に、全ての想いが相手に届いてほしいという切なる願いが締めくくられています。ここまでの強い愛情が、最終的に相手に届くことを願う純粋な気持ちが表現されています。
まとめ
Mr.Childrenの「365日」は、深い愛情と切ない思いが込められた名曲です。
この曲は、365日の日常の中であり触れる思いがつづられており、多くのファンに愛される楽曲となっています。
ぜひ聞いてみて下さい!
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