Sexy Zoneのメンバー紹介とグループの歩み、代表曲を紹介

Sexy Zone

鮮やかなステージパフォーマンス、圧倒的な歌唱力、そして際立つ個性。2011年のデビュー以来、日本の音楽シーンを彩り続けてきたSexy Zone(セクシーゾーン)。デビュー当時は10代前半という若さながら、その実力は本物でした。最年少記録を次々と塗り替えながら成長を遂げ、メンバーチェンジを経験しつつも進化を続ける彼らの軌跡は、ジャニーズ史上でも特筆すべきものです。本記事では、Sexy Zoneのメンバー紹介とともに、グループとしての歩みを詳しく紹介していきます。

はじめに

Sexy Zone(セクシーゾーン)は、2011年にジャニーズ事務所からデビューした男性アイドルグループです。当初は中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉の5人で構成されていました。デビュー当時の平均年齢は14.4歳というジャニーズ史上最年少のデビューとなり、10代の爽やかさと大人びた魅力を兼ね備えたパフォーマンスで注目を集めました。

彼らの音楽性は幅広く、ポップなダンスナンバーからしっとりとしたバラード、エレクトロやR&Bの要素を取り入れた楽曲まで多岐にわたります。メンバーそれぞれの個性が光る歌唱力やダンスパフォーマンスも魅力の一つです。

Sexy Zoneはデビュー以来、ファンと一緒に成長する姿を見せながら、いくつかのメンバーチェンジを経験し、2024年には大きな転機を迎えることになりました。そんな彼らのこれまでの軌跡を詳しく振り返っていきましょう。

Sexy Zoneの経歴

衝撃の結成とデビュー

Sexy Zoneは2011年9月29日、東京・帝国劇場で開催された「ジャニーズ・ワールド」の制作発表記者会見において、ジャニー喜多川氏自らによってグループ結成とCDデビューが発表されました。この発表は業界に大きな衝撃を与え、「ジャニーズ史上最年少デビュー」として大きな話題となりました。

当時の最年長メンバーは中島健人の17歳、最年少はマリウス葉の11歳という若さで、平均年齢は14.4歳という驚異的な若さでした。デビュー曲「Sexy Zone」は2011年11月16日にリリースされ、彼らの快進撃が始まりました。

最年少記録を続々更新

デビュー曲「Sexy Zone」はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得。これにより、グループのデビュー曲初登場1位獲得という記録を最年少で達成するという快挙を成し遂げました。その後もシングル「Lady ダイヤモンド」「Real Sexy!」などをリリースし、次々とヒットチャートの上位を獲得していきます。

2012年には『FNS歌謡祭』に出演し、歌唱力の高さで注目を集めました。また、映画「カゲロウデイズ」の主題歌を担当するなど、若手ながらも多方面で活躍の場を広げていきました。

Sexy Family誕生

2013年には公式ファンクラブ「Sexy Zone Official FC Sexy Lovers」が設立され、ファンとより強い繋がりを構築していきます。ファン一人一人を「Sexy Family」と呼ぶようになり、ファンとの一体感を大切にするグループであることを明確にしました。

この時期には、メンバー各自の個性が際立ち始め、中島健人の「ケンティー」、菊池風磨の「フマ」、佐藤勝利の「ショウリ」、松島聡の「So」、マリウス葉の「マリ」という愛称も定着していきます。

再び5人編成へ

その後、一時期は松島聡とマリウス葉がサブグループ「Sexy Boyz」として活動する期間もありましたが、2016年には再び5人揃ってのライブ活動が再開されました。この頃から、メンバー全員が成長期を迎え、それぞれのボーカル力やパフォーマンスに磨きがかかっていきます。

2017年頃からは「King & Prince」や「SixTONES」「Snow Man」などの後輩グループが台頭し始める中、Sexy Zoneも一段と円熟味を増した音楽性を見せるようになります。特に楽曲「イノセントデイズ」や「カラクリだらけのテンダネス」などは、より大人っぽさを感じさせる作品として評価されました。

10周年記念、4人体制へ

2021年にはデビュー10周年を迎え、記念アルバム「10th Anniversary ALBUM『SZ10TH』」をリリース。10年間の軌跡を詰め込んだ意欲作として、ファンから大きな支持を受けました。

しかし、2022年12月には大きな変化がやってきます。マリウス葉が「新たな道を歩みたい」という理由でSexy Zoneから脱退し、グループは中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の4人体制へと移行しました。マリウス葉の脱退はファンに衝撃を与えましたが、彼の新たな道を応援する声も多くありました。

新グループ名で3人編成へ

2024年には、さらなる大きな転機が訪れます。グループの中心的存在だった中島健人が3月末をもってSexy Zoneを卒業し、ソロ活動に専念することが発表されました。これにより、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人での新しいスタートを切ることになります。

同時に、2024年4月からは新グループ名「Timelesz(タイムレス)」として活動することも発表されました。「Timelesz」という名前には、「時代を超えて愛される存在でありたい」という思いが込められています。

2025年2月、新メンバー決定

2025年2月には、Timelesz(旧Sexy Zone)に新たなメンバーが加入することが決定されました。新メンバーには、猪俣周杜、篠塚大輝、寺西拓人、橋本将生、原嘉孝という5名のジャニーズJr.が選ばれました。

彼らの加入により、グループはさらに新しい魅力を獲得し、新たな歴史を刻んでいくことになります。長年のファンにとっては寂しさもありながらも、新しいメンバーとの新たな歩みに期待する声も多くあります。

Sexy Zoneのメンバー

佐藤勝利(さとうしょうり)

  • 生年月日: 1996年10月30日
  • 出身地: 東京都
  • 身長: 175cm
  • 血液型: A型

デビュー当時から「国宝級イケメン」と称されるほどの美貌の持ち主。幼少期から芸能活動をスタートさせ、ドラマ「てっぱん」への出演をきっかけに注目を集めました。

歌唱力はグループ内でもトップクラスで、高音域からミドルレンジまで幅広く歌いこなす実力を持っています。ソロパートを任されることも多く、特に感情豊かな歌声が魅力です。

プライベートでは真面目な性格で、仕事に対する姿勢も真摯。趣味はドラム演奏で、音楽的センスの高さも評価されています。Sexy Zone時代から一貫して赤のメンバーカラーを担当し、現在のTimelesz(タイムレス)でもその色を引き継いでいます。

菊池風磨(きくちふうま)

  • 生年月日: 1995年3月7日
  • 出身地: 東京都
  • 身長: 178cm
  • 血液型: A型

グループ内のムードメーカー的存在で、トークスキルの高さから多くのバラエティ番組でも活躍しています。芸能一家に生まれ、父親は俳優の菊池桃子のバックダンサーを務めていたことでも知られています。

音楽面では、特にラップを得意とし、楽曲の作詞作曲にも携わるなど、クリエイティブな才能も持ち合わせています。ステージでは時にクールに、時にユーモラスなパフォーマンスで観客を魅了します。

性格は面倒見が良く、グループのまとめ役としての一面も。中島健人の卒業後は、Timelesz(タイムレス)の中心的存在として、新たなグループを牽引していく役割を担っています。

松島聡(まつしまそう)

  • 生年月日: 1997年11月27日
  • 出身地: 静岡県
  • 身長: 171cm
  • 血液型: A型

Sexy Zoneのメンバーの中で最もジュニア期間が短く、デビューまでの道のりは異例の速さでした。その理由はずば抜けたダンススキルにあります。特にアクロバティックな動きを得意とし、ステージでの華麗なパフォーマンスはファンを魅了し続けています。

2017年からは体調不良により一時活動を休止していましたが、2019年に完全復帰。その強い精神力と努力はファンからも大きな支持を受けました。

明るく前向きな性格で、グループ内では「癒し系」の一面も持ち合わせています。Timelesz(タイムレス)としての新たなスタートにおいても、その明るさとダンススキルは大きな武器となることでしょう。

猪俣周杜(いのまたしゅうと)

新メンバーの一人である猪俣周杜は、2025年2月からTimelesz(タイムレス)に加入することが決定しています。若い才能の持ち主として期待されており、これからの活躍が注目されています。

篠塚大輝(しのづかたいき)

篠塚大輝も2025年2月からの新メンバーとして加入予定です。ジャニーズJr.としての経験を活かし、新たなグループで自身の才能を発揮していくことでしょう。

寺西拓人(てらにしたくと)

寺西拓人も新メンバーの一人として、2025年2月からTimelesz(タイムレス)に加入します。独自の魅力を持ったパフォーマンスで、グループの新たな力となることが期待されています。

橋本将生(はしもとまさき)

橋本将生も2025年2月からTimelesz(タイムレス)の新メンバーとして活動を開始します。新メンバーの中での役割や個性が、今後の活動を通じて明らかになっていくでしょう。

原嘉孝(はらよしたか)

原嘉孝も2025年2月からのTimelesz(タイムレス)新メンバーの一人です。これからのパフォーマンスや活動を通じて、ファンとの絆を深めていくことでしょう。

Sexy Zoneの元メンバー

マリウス葉(まりうすよう)

  • 生年月日: 2000年3月30日
  • 出身地: ドイツ・ベルリン
  • 身長: 181cm
  • 血液型: B型

デビュー当時わずか11歳という最年少メンバーで、日本とドイツのハーフとして国際色豊かな魅力を持っていました。4カ国語を操る語学の才能の持ち主でもあります。

Sexy Zone在籍中は、その愛らしさとピュアな魅力でファンを魅了。成長とともに身長も伸び、モデルのような長身を活かしたパフォーマンスを見せるようになりました。

2022年12月にSexy Zoneから脱退し、現在は俳優やモデルとして活動の幅を広げています。日本とドイツの架け橋としての活躍も期待されており、国際的な活動も視野に入れているようです。

中島健人(なかじまけんと)

  • 生年月日: 1994年3月13日
  • 出身地: 東京都
  • 身長: 175cm
  • 血液型: A型

Sexy Zoneのリーダー的存在で、グループの中心として長年活躍してきました。「ケンティー」の愛称で親しまれ、その端正な顔立ちと確かな歌唱力、演技力で多くのファンを魅了してきました。

ドラマや映画での俳優活動も精力的に行い、「黒崎くんの言いなりになんてならない」「心が叫びたがってるんだ。」などの作品で主演を務めました。また、ラジオパーソナリティとしても活躍し、バラエティ番組での知的なトークも人気を集めています。

2024年3月末をもってSexy Zoneを卒業し、ソロ活動へと移行。俳優や歌手としての活動を中心に、新たなステージでの活躍が期待されています。

Sexy Zoneのグループ名の由来

Sexy Zoneというグループ名は、故ジャニー喜多川氏が「マイケル・ジャクソンのようなセクシーさを持ったグループになってほしい」という思いを込めて命名しました。ここでいう「セクシー」とは、大人っぽさや色気というよりも、観る人を魅了する「魅力的」という意味合いが強いとされています。

また、2024年4月からの新グループ名「Timelesz(タイムレス)」には、「時代を超えて愛される存在でありたい」という思いが込められています。「z」の文字は、Sexy Zoneからの継続性を表すとともに、AからZまで全ての可能性に挑戦していくという意味も込められているといいます。

Sexy Zoneの魅力

Sexy Zoneの最大の魅力は、メンバー一人ひとりの個性と才能が際立ちながらも、グループとしての調和が取れている点にあります。中島健人の知的で艶やかな魅力、菊池風磨のクールさと茶目っ気、佐藤勝利の純粋さと実力、松島聡の明るさとダンススキル、マリウス葉のインターナショナルな雰囲気。これら異なる個性が融合することで、唯一無二のグループとしての輝きを放っていました。

また、彼らの音楽性も大きな魅力の一つです。デビュー当初は王道のアイドルポップを中心としていましたが、年齢を重ねるごとに楽曲のテイストも成熟し、R&B調の曲やダンスミュージック、しっとりとしたバラードまで幅広いジャンルに挑戦してきました。特に「CANDY」「Cha-Cha-Cha チャンピオン」「King & Queen & Joker」などの楽曲は、彼らの多様な音楽性を示す代表作となっています。

さらに、ライブパフォーマンスの質の高さも特筆すべき点です。全メンバーが確かな歌唱力を持ち、ライブでの声量や表現力は多くのファンを魅了してきました。特に松島聡を中心としたダンスパフォーマンスの迫力は、他のグループにはない特徴となっています。

Sexy Zoneのおすすめ曲

Sexy Zone

デビュー曲「Sexy Zone」は、爽やかなメロディと若々しいエネルギーに満ちた一曲です。デビュー当時の平均年齢14.4歳とは思えない歌唱力で、オリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得したこの曲は、彼らの原点とも言える楽曲です。

サビの「We are Sexy Zone」というフレーズが印象的で、ライブでは定番の盛り上がり曲となっています。デビュー当時の初々しさと可能性を感じさせる一曲として、今も多くのファンに愛されています。

カラフルEyes

「カラフルEyes」は、Sexy Zoneの多彩な魅力が詰まったポップチューンです。明るくキャッチーなメロディと、カラフルな世界観を描いた歌詞が特徴的で、夏のイベントでも映えるような爽やかな楽曲となっています。

特にサビの部分でのメンバー全員のハーモニーは見事で、彼らの歌唱力の高さを実感できる一曲です。MVも色彩豊かな映像で、見ているだけで元気になれる作品となっています。

STAGE

「STAGE」は、彼らの成長を感じさせる楽曲の一つです。キャッチーなビートとアップテンポなメロディが特徴で、特にライブでのパフォーマンスが映える楽曲として知られています。

歌詞には「自分たちの舞台で輝きたい」という思いが込められており、アイドルとしての決意や情熱が表現されています。メンバーそれぞれの個性が光る楽曲構成も魅力的で、Sexy Zoneの魅力が詰まった一曲と言えるでしょう。

ぎゅっと

「ぎゅっと」は、Sexy Zoneのバラード曲の中でも特に美しいメロディが印象的な一曲です。タイトル通り、大切な人を抱きしめたいという純粋な気持ちを歌った楽曲で、メンバーの繊細な歌声が心に響きます。

特に中島健人と佐藤勝利のソロパートでの表現力は素晴らしく、彼らの歌唱力の高さを改めて感じさせる曲となっています。また、ライブでのバラード曲ならではの演出も、ファンにとっては特別な瞬間となっています。

まとめ

2011年の衝撃的なデビューから、数々の最年少記録を更新し、メンバーチェンジを経験しながらも着実に成長を遂げてきたSexy Zone。彼らの歩みは、ジャニーズ事務所の歴史の中でも特筆すべきものとなっています。

デビュー当初は若さゆえの未熟さもありましたが、年を重ねるごとに確かな実力と個性を身につけ、音楽性も多様化していきました。マリウス葉の脱退、中島健人の卒業という大きな変化を経て、2024年4月からは「Timelesz(タイムレス)」として新たなスタートを切っています。

そして2025年2月には、猪俣周杜、篠塚大輝、寺西拓人、橋本将生、原嘉孝という5名の新メンバーを迎え、さらに新しい歴史を刻んでいくことになります。

Sexy Zoneとしての歴史は一つの区切りを迎えましたが、彼らが歩んできた道や創り上げてきた音楽は、多くのファンの心に深く刻まれています。これからのTimelesz(タイムレス)としての活動にも、多くのファンが期待と応援の気持ちを寄せています。時代を超えて愛される存在であり続けるという彼らの思いが、新しい形でも実現していくことでしょう。

感想はこちらから

タイトルとURLをコピーしました