「風と星とメビウスの輪」はシングルとしてはリリースされていませんが、32番目のシングル「GIFT」に収録されています。
2008年12月10日に発売した15番目のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」にも収録されています。
あまり知名度はないかもしれませんが、ライブで演奏されることも多く、ファンにはかなり人気のある曲となっています。
この曲は、愛と成長、そして互いに支え合う関係性をテーマにしています。メビウスの輪という象徴的なモチーフを通じて、終わりのない愛の循環や、人生の中での支え合いの重要性が描かれています。
今回はそんな「風と星とメビウスの輪」について紹介していきます！
「風と星とメビウスの輪」の歌詞考察
抱かれて 磨かれて
輝くことで また抱かれて
君と僕が
そんなメビウスの輪の上を歩けたなら
「抱かれて 磨かれて 輝くことで また抱かれて」という一節では、愛されることで優しくなり、その優しさがさらに愛されるという循環を示しています。
メビウスの輪という単語を聞いたことが無いという人多いと思います。
メビウスの輪というのは、∞（無限）記号の形を示し、永続性や輪廻していくという意味を持つ単語として使用されます。
メビウスの輪の意味はこちら
メビウスの輪のようにということは、愛されて愛されて、それが故にまた愛されるという終わりのない循環が続くことを象徴しています。そんな永遠に続く愛や成長を意味し、二人で共にして行けたならといった様子が描かれています。
時流(とき)の早さ 命の重さ
確かめるように ほら一歩ずつ
疲れたら 青空に心を泳がせて
風の唄でも聴こうか
聴こうよ
「時流の早さ 命の重さ 確かめるように ほら一歩ずつ」という部分では、時間の流れと命の重さについて触れています。一歩一歩確かめるように進むことで、人生の儚さや貴重さを実感しながら歩んでいく姿勢が描かれています。
時流の早さ 命の重さ
確かめるように
人の弱さ 心の脆さ
かばいあうように また一歩ずつ
暗闇に迷うなら
心に光ってる星を頼りに進もうか
「人の弱さ 心の脆さ かばいあうように また一歩ずつ」という歌詞は、人間の弱さや脆さを認識し、互いに支え合うことの大切さを示しています。暗闇に迷ったときには「心に光ってる星を頼りに進もうか」という部分が、困難な状況でも希望を見つけて進むことを表現しています。
愛されて 優しくなれて
その優しさ故に愛されて
君と僕が
そんなメビウスの輪の上を笑いながら
寄り添って歩けたなら
最初の方にも説明した通り、メビウスの輪というのは永続性や輪廻を表現する時に使用される単語になります。
「愛されて 優しくなれて その優しさ故に愛されて」というフレーズは、愛と優しさが循環することで互いに満たされ成長する関係を描いています。
愛されることで優しくなり、その優しさがさらに愛を生むというポジティブな循環が続くことを表しています。
自分から優しくすることでその人が優しくなれて、その優しさ故に愛されるというのは人生においての教訓ですね。
まとめ
「風と星とメビウスの輪」は、愛と成長、そして互いに支え合うことの重要性を描いた楽曲です。
メビウスの輪という象徴的なモチーフを通じて、終わりのない愛の循環や、人生の中での支え合いの大切さが強調されています。
YouTubeに公開されているライブ映像「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 In TAIPEI」にて演奏されている様子が見れるので、ぜひこちらから見てみて下さい！
コメント