Mr.Children「放たれる」の歌詞の意味を考察!

Mr.Children

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Mr.Childrenの「放たれる」は、6作目の配信限定シングルとなっています。
また、35作目のシングルである「足音∼Be Strong」にカップリング曲としても収録されており、アルバム「REFLECTION」にも収録されています。

映画「青天の霹靂」の主題歌となっています。

今回はそんな「放たれる」について紹介していきます!

「放たれる」の歌詞考察

閉じ込められてた気持ちが
今静かに放たれていく
重たく冷たい扉を開けて
微かな光を感じる

歌い出しの部分になります。
「閉じ込められてた気持ちが今静かに放たれていく」と表現されており、抑え込まれていた感情が解放される瞬間を描いています。これは、何かを乗り越えて新しいステージに進む決意や覚悟が描かれています。

あきらめかけたいくつかの
夢 希望 憧れ 幸せ
朝顔が空に伸びるみたいに
その光をたぐり寄せる

続く部分で、「あきらめかけたいくつかの夢 希望 憧れ 幸せ」と歌われており、失われかけた夢や希望が再び蘇る様子が描かれています。朝顔が空に向かって伸びるように、再び光を目指して進む姿が印象的です。

右へ左へ 迷いながら
その度に蔓を巻き
陽のあたる場所に登りたい
あなたもそこに来て

「右へ左へ迷いながら その度に蔓を巻き」とあるように、人生の中で迷いながらも、経験を重ねて成長していく過程が描かれています。陽の当たる場所に登りたいというのは、夢や目標をかなえた後の成功した姿のことを描いているのではないでしょうか。

もう一度その温もりに
その優しさに包まれて生きたい
払い落としても 消えない愛が
ひとつあるの
それで強くいられる

ここから1番のサビになります。
「もう一度その温もりに その優しさに包まれて生きたい」と続きます。ここでは、愛の力によって強くなれることが示されています。愛されているという実感が、人々にとってどれだけ大きな支えになるかを強調しています。

あるときはもっと滅茶苦茶に
自分を傷つけたい衝動にかられてしまう
誰のせいにも出来ない不運を目の前に

だけどたった今 分かったのは
誰もが「生きる奇跡」
産まれてきた ただそれだけで
愛されてる証

2番の歌い出しになります。
夢や目標に向かって頑張る中で、誰のせいでもない不運な出来事に出くわすという事もあると思います。

その度に自己嫌悪になり自分を攻めたくもなるが、今自分が生きているだけで愛されている証なんだとしています。

カラタチの木の棘のように
あらゆるものに尖り自分を守った
でも今は恐れることは何もないと
つよがりじゃなく思える

2番のサビになります。

カラタチの木というのはネットで調べていただくと分かるのですが、かなりとげとげしい植物となっています。
また、かつては畑や農家の境界などに使われていたそうです。

ここでは、思い通りにいかない現実に対して、自分と社会を切り離して変にとがっていた自分から、いまはそんな現実も受け入れることができていて主人公が前を向いている様子が理解できます。

遥か遠い記憶の中で
あなたは手を広げ
抱きしめてくれた
まるで大きなものに守られている
そんな安らぎを感じる
今でも

もう二度とその温もりに
その優しさに触れないとしても
いつまでも消えない愛が
ひとつあるの
それで強くなれる
だからもう恐れることは何もないの
心は空に
今そっと放たれる

仮にもう二度とその温もりに触れることが出来なくても愛は消えないと断言できるほど、主人公は多くの愛を受けてきたのだと思います。

最後に「心は空に今そっと放たれる」と締めくくられ、解放された心が新たな未来に向かって飛び立つ様子が描かれています。
これは、過去の不安から解放され、新たな一歩を踏み出す瞬間を描いているのではないでしょうか。

まとめ

「放たれる」は、失われかけた夢や希望を再び取り戻し、愛の力によって強くなれるというメッセージが込められています。

ぜひ聞いてみて下さい!

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