Mr.Children「DANCING SHOES」の歌詞の意味を考察!

Mr.Children

「DANCING SHOES」はシングルとしてリリースされてはいないのですが、2020年12月2日に発売されたMr.Childrenの20番目のアルバム「SOUNDTRACKS」に収録されています。

「DANCING SHOES」は、数々の名曲が収録されているアルバム「SOUNDTRACKS」の1曲目に収録されており、筆者が個人的に「SOUNDTRACKS」の中では最も好きな曲となっています。

シングルとしてリリースされていないものの、その力強いメロディとメッセージ性の高い歌詞が注目されています。

今回はそんな「DANCING SHOES」の歌詞について紹介していきます。

「DANCING SHOES」の歌詞考察

息を殺してその時を待っている
いつか俺にあの眩い光が当たるその時を
でも案外 チャンスは来ないもんで
暗いトンネルの中でぼんやり遠くの光を見てる だけ

この冒頭の歌詞は、主人公がチャンスを待ち続ける姿を描いています。「息を殺して」という表現は、その緊張感と期待感を強調しています。しかし、現実にはチャンスは簡単には訪れないものであり、暗いトンネルの中でただ遠くの光を見つめるだけの状態が続いていることが示されています。

バランスとって生きるのが人の常
右肩上がれば左の肩も上げ
やっぱ両肩下げる

ここでは、人々がバランスを取りながら生きることの難しさが描かれています。成功すれば他方にも気を使い、結局どちらも満足できない状態になるという、人間の複雑な心理が表現されています。

群れを離れ歩いてくのもシンドい
良くも悪くも注目浴びれば
その分だけ叩かれる

群れから離れて個人で生きることの難しさが描かれています。注目を浴びることには良い面も悪い面もあり、その代償として批判を受けることもあるという現実が示されています。

後退りしたり
地団駄踏んだり
なに!?このくだり?
We were born to be free

この部分では、後退や躊躇する姿が描かれています。しかし、その後に続く「We were born to be free」というフレーズは、最終的には自由に生きるべきだという強いメッセージが込められています。

Hey girls, come on
Let you wear the dancing shoes.
その両手に繋がれた鎖
タンバリン代わりにして
踊れるか?
転んだってまだステップを踏め!
無様な位がちょうど良い
さぁ Do it, do it, do it, do it!!

サビになります。
後半の”転んだってまだステップを踏め!無様な位がちょうどいい さぁDo it!”という歌詞では、どんなに苦難や困難が訪れて惨めな気持ちになっても、まだ進み続けるんだという強いメッセージが込められています。

流行り廃りがあると百も承知で
そう あえて俺のやり方でいくんだって自分をけしかける

この部分では、流行に左右されず、自分のやり方で進むことの重要性が描かれています。自分自身を奮い立たせて、信念を持って行動する姿勢が表現されています。

四半世紀やってりゃ色々ある
あちらを立てれば こちらは濡れずで破綻をきたしそうです

長い間活動していれば、様々な困難や矛盾に直面することがあるという現実が描かれています。この部分は、バランスを取ることの難しさと、それによる葛藤が表現されています。

サルバドール・ダリ
ってちょっとグロくない?
普通じゃない感じが良い
We were born to be free

ここでは、サルバドール・ダリの作品を引き合いに出して、普通ではないことの魅力を強調しています。自由であることの大切さが再び強調されています。

Hey boys, come on
Let you wear the dancing shoes.
その両足にかせられた負荷に
抗いステップを踏め!
弾む息を大空に撒き散らして
君は思うよりカッコ良い
さぁ Do it, do it, do it, do it!!
Hey guys, come on
Let you wear the dancing shoes.
その両手に繋がれた鎖
タンバリン代わりにして
踊れるか?
転んだってまだステップを踏め!
無様な位がちょうど良い
さぁ Do it, do it, do it, do it!!
Do it, do it, do it, do it!!

負荷に抗いながらステップを踏む姿は、困難に立ち向かう姿勢を象徴しています。自己評価以上に魅力的であることを強調し、行動を促しています。

最後の部分では、転んでも再び立ち上がり、無様であっても踊り続ける姿勢が重要であることが強調されています。

夢や目標に向かって頑張る中で、多くの困難に直面するかと思いますが、そこでもめげずに立ち向かっていこうという力強いメッセージが込められています。

まとめ

Mr.Childrenの「DANCING SHOES」は、自由と困難に立ち向かう姿勢をテーマにしたエネルギッシュな楽曲です。歌詞の中で描かれる様々な困難や葛藤、そしてそれを乗り越えるための強いメッセージは、聴く者に勇気と希望を与えます。踊ることを通じて、自己表現や自由を追求することの大切さが強調されており、この曲を通じて多くの人が自分の道を切り開く力を得ることができるでしょう。「DANCING SHOES」は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

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