Mr.Children「天頂バス」の歌詞の意味を考察!

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「天頂バス」はシングルとしてはリリースされていませんが、2004年4月7日にリリースされた11番目のアルバム「シフクノオト」に収録されています。

曲中で転調したり、「へいいらっしゃい!」と店長の掛け声が出てきたりもします。(天頂・転調・店長)

そんな「天頂バス」の歌詞について紹介していきます!

天頂バスの歌詞はこちら

「天頂バス」の歌詞考察

そろそろ時間だ
急いで鞄に詰めよう
隅から隅まで未来を書きためたネタ帳 A.B.C

ここの連中と慰め合っちまえば
向こう側の奴が笑ってたって気づきもせず Game Over

望んでいれば
いつまででも成長期
ずっとチャレンジャーで
いてぇ訳じゃねぇんだ
ベルトを奪いに行くぞ

1番の歌い出しからサビ前までの部分です。

ここで登場するのは、おそらく意識高めの主人公かなと思います。

夢や目標に向かって頑張る中で、ずっとチャレンジャーでいたいわけではないという事は、成功者となって悠々自適に暮らす日々を夢見て頑張っているのではないでしょうか。

天国行きのバスで行こうよ
揺れるぞ 地に足を着けろ
己の直感と交わした約束を
果たすまできっと僕に
終点などねぇぞぉ

…で何だっけ?

ここでいう天国とは、前述した悠々自適に暮らす日々、成功者になった状態のことを指していると考えます。

成功者になるためには、多くの困難が待ち受けていてそんな困難を自分の信念を貫いて乗り越える必要があるという事をさししめているのではないでしょうか。

「明日こそきっと」って
戯言ぬかして
自分を変えてくれるエピソードをただ待ってる 木偶の坊

そうしてれば
時間だけ無駄に過ぎるよ
もう すぐそば
待ってろブルーバード
今捕まえに行くぞ

成功者には、自分を変えるようになった大きなきっかけがあると思います。

そんなエピソードを作るためには、自ら行動して自ら機会を作る必要があると思いますが、そんなエピソードをただ待っているだけという、ただの意識が高いだけの人になっている状態のようにも見えます。

そんな状態でいることで、ただ時間だけが過ぎていくということを理解し、意気込んでいる様子が理解できます。

天国行きのバスで行こうよ
揺れるぞ 地に足を着けろ
己の感覚と交わした約束を
果たすまで降りはしないぜ
どんな暴風雨が襲っても
全力疾走で駆け抜けろ
僕らは雑草よ
でも逆の発想を
この胸に秘めているよ
このバディーに秘めているよ

1番のサビでも紹介した通り、ここで登場する天国というのは成功者になった状態のことを指していると考えています。

そんな成功者になるまでの道は、嵐のように険しく、簡単な道ではないと理解しながら、泥臭くやっていくんだという意気込みを感じることができます。

トンネルを抜けると
次のトンネルの入り口で
果てしない闇も 永遠の光も
ないって近頃は思う
だから
「自分のせいと思わない」
とか言ってないでやってみな

成功者になろうと思ったら、ひとつの困難を超えた先にもっと大きな困難が待ち構えていると思います。

そんな成功者になるための困難を突き進んでいる中で、とある気付きを得ています。

それが「果てしない闇も 永遠の光もないって近頃は思う」の部分になるかと思います。
果てしない闇が無いというのは、しんどい経験もいずれは報われることを示しており、永遠の光もないというのは、良い状態がずっと続く事は無く、挑戦し続ける限りはいずれ困難が訪れるという事だと思います。

天国行きのバスで行こうよ
さぁ乗っかって君もおいでよ

どんな暴風雨が襲っても
全力疾走で駆け抜けろ
僕らは雑草よ
でも逆の発想を
この胸に秘めて
天国へと続く滑走路
全力疾走で駆け昇ろう
108の煩悩と
底知れぬ本能を
この胸に秘めているよ
このバディーに秘めているよ

最後のサビの部分になります。

成功者になるために待ち構えているであろう困難を乗り越えて進んでいくんだという強い覚悟が見て取れます。

そして、自分だったら成功者になれる無限の可能性を秘めていると信じ、突き進んでいくんだというメッセージが読み取れます。

今回の歌詞考察では、歌詞で何度も登場する”天国”という単語を”成功者になった状態”と解釈して考察を進めてきました。

成功者になるための旅路には、多くの困難が待ち受けており、1番・2番では成功者になるために頑張りたいと思っているが実際は行動に移しきれていないような主人公が描かれていたかなと思っていて、最後の部分でそれに向かう覚悟と乗り越える自信があるんだという大きく変わった主人公のメッセージが読み取れます。

曲名は天頂バスなので
天頂→成功者への道
転調→主人公が変わっていく様子
が曲中で描かれていたと思います。

また、最初の方で述べた通り、曲中で転調したり、「へいいらっしゃい!」と店長の掛け声が出てくるように、”てんちょう”にちなんだ色んな意味が曲中込められています。

まとめ

本記事では天頂バスの歌詞について紹介してきました。

シングルとしてはリリースされていませんが、かなりファンに愛されている曲だったりするので、興味のある方はぜひ聞いてみて下さい!

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