「Brand new planet」はシングルとしてリリースされてはいないのですが、2020年12月2日に発売されたMr.Childrenの20番目のアルバム「SOUNDTRACKS」に収録されています。
「Brand new planet」はドラマ「姉ちゃんの恋人」の主題歌となっており、主演の有村架純さんも何度も聞いていた曲となっています。
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今回はそんな「Brand new planet」の歌詞について紹介していきます。
「Bland new planet」の歌詞考察
立ち止まったら そこで何か
終わってしまうって走り続けた
でも歩道橋の上 きらめく星々は
宇宙の大きさでそれを笑っていた
1番の歌い出しの部分です。
この冒頭の歌詞は、主人公が立ち止まることを恐れて走り続ける姿を描いています。
歩道橋の上から見える星々が宇宙の大きさでそれを笑うという表現は、夢に向かって頑張る自分を見る冷たい周りの目を指しているのではないでしょうか。
静かに葬ろうとした
憧れを解放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう
何処かでまた迷うだろう
でも今なら遅くはない
新しい「欲しい」まで もうすぐ
1番のサビになります。
歌い出しの部分で、周りからの冷たい目を向けられているという話をしたかと思いますが、そんな周りからの目を踏まえていつの間にか消えてなくなってしまいそうになった夢や目標があったのではないでしょうか。
そんな消えそうになった夢や目標を”消えかけの可能星”としていて、周りの目を気にすることなく、また追いかけに行こうというメッセージが込められていると思います。
挑戦する事はいつからでも遅くないとしており、迷いながらも再び挑戦することの重要性が強調されています。
”新しい「欲しい」まで もうすぐ”という歌詞が、少しEnd of the dayみたいで好きです。
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ねぇ 見えるかな？
点滅してる灯りは離陸する飛行機
いろんな人の命を乗せて
夢を乗せて 明日を乗せて
この部分では、点滅する飛行機の灯りが描かれています。飛行機が多くの人々の命や夢、明日を乗せて離陸する様子は、未来への希望や新しい旅立ちを象徴しています。
この視点から、主人公もまた新たな希望や夢を追いかけようとしていることが読み取れます。
「遠い町で暮らしたら
違う僕に会えるかな？」
頭を掠める現実逃避
さぁ 叫べ Les Paul よ
いじけた思考を砕け
新しい「欲しい」まで もうすぐ
2番のサビになります。
頭をかすめる現実逃避としており、夢や目標を追いかける中で、時には逃げ出したくなる主人公の様子が描かれています。
しかしそんな自分への甘えた思考を砕いて、「新しい欲しい」＝夢や目標に向かって頑張るんだ、あと少しなんだと自分を鼓舞しているようにも見えます。
さようならを告げる詩
この世に捧げながら
絡みつく憂鬱にキスをしよう
何処かできっと待ってる
その惑星(ほし)が僕を待ってる
ここで登場する惑星（ほし）というのは、前の歌詞で登場した可能星のことを指していると思います。
いつか消えそうになった自分の夢や目標までは、今の自分からは遠いかもしれないけれど、きっとどこかで待っていると信じてこれからも進んでいくんだという力強いメッセージが読み取れます。
この手で飼い殺した
憧れを解放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう
何処かでまた迷うだろう
でも今なら遅くはない
新しい「欲しい」まで もうすぐ
新しい「欲しい」まで もうすぐ
最後の部分では、再び自分の中で抑え込んでいた憧れや夢を解放しようとする決意が描かれています。迷いながらも新しい希望を追い求める姿勢が強調され、今なら遅くはないというメッセージが込められています。ここでは、新たな「欲しい」までの道のりがもうすぐであるという希望が表現されています。
まとめ
Mr.Childrenの「Brand new planet」は、新しい始まりや未来への希望をテーマにした楽曲です。
歌詞の中で描かれる過去の憧れや夢を”可能星”と表現し、それを再び追い求める姿勢、困難や迷いを乗り越えて前に進む決意が、聞く人に強いメッセージを伝えます。
この曲は、困難な状況でも希望を持ち続け、新しい未来を切り開く力を与えてくれます。
「Brand new planet」はYouTubeでも見れるので、ぜひ聞いてみて下さい！
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