紅白歌合戦

【2021年/令和3年】第72回 紅白歌合戦 出場アーティスト・演奏曲をまとめて紹介!

2021年12月31日に放送された第72回NHK紅白歌合戦は、前年に続き、社会全体が大きな影響を受けた時代の中で開催された大会です。一方で、人々の暮らしや気持ちには少しずつ「前を向く」感覚も芽生え始めており、年末の空気には静かな変化が感じられていました。そんな一年の締めくくりとして放送された第72回は、紅白歌合戦が持つ「日常へ戻るための区切り」としての役割を、改めて意識させる回となっています。特別な状況が続く中でも、音楽がそばにあることの心強さを、多くの人が実感した大晦日でした。

第72回紅白歌合戦の概要

第72回NHK紅白歌合戦は2021年12月31日の大晦日に開催され、テレビとラジオの同時放送によって全国に届けられました。前年の経験を踏まえながら、番組全体には「今できる形で最大限楽しんでもらう」という意識が色濃く反映されています。紅組・白組に分かれた出場歌手が、その年を代表する楽曲を披露するという基本構成は変わらず、音楽を通じて一年を振り返るという紅白歌合戦本来の役割が、改めて大切にされていました。この回の勝敗は紅組の勝利となっており、結果も含めて、静かな達成感と余韻を残す大会となっています。

第72回紅白歌合戦が開催された2021年の出来事

2021年の日本は、不安と向き合いながらも、少しずつ日常を取り戻そうとする動きが広がった一年でした。人々は「当たり前だった日常」の価値を再確認し、身近な人との時間や、自分自身の心の在り方を大切にするようになっていきます。音楽もまた、日々の支えとしての役割を強く持つようになり、楽曲は希望や癒やしを与える存在として受け止められていました。配信や動画を通じて音楽に触れる機会が増える一方で、演歌や歌謡曲は人生や人情を描く音楽として、変わらぬ存在感を保っています。こうした背景の中で放送された紅白歌合戦は、一年を振り返り、次の年へ向かう気持ちを整える大切な時間となっていました。

第72回紅白歌合戦の出場アーティスト一覧

第72回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲目一覧

第72回NHK紅白歌合戦(2021年) 出場歌手・曲目一覧

※第72回は2021年(令和3年)12月31日に放送されました。

紅組歌手(優勝) 紅組曲目 白組歌手 白組曲目
LiSA 明け星 郷 ひろみ 2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-
NiziU Take a picture DISH//(初)
櫻坂46 流れ弾 山内 惠介 有楽町で逢いましょう
Awesome City Club(初) 勿忘 GENERATIONS Make Me Better
日向坂46 君しか勝たん 純烈 君がそばにいるから
天童 よしみ あんたの花道~ブラバンSP~ SixTONES マスカラ
上白石 萌音(初) 夜明けをくちずさめたら KAT-TUN(初) Real Face #2
milet Fly High King & Prince 恋降る月夜に君想ふ
水森 かおり いい日旅立ち まふまふ(初) 命に嫌われている。
AI アルデバラン Snow Man(初) D.D.
BiSH(初) プロミスザスター 関ジャニ∞ Re:LIVE
Perfume ポリゴンウェイヴ 三山 ひろし 浮世傘~第5回 けん玉世界記録への道~
millennium parade × Belle (中村佳穂)(初) U 平井 大(初) Stand by me, Stand by you.
乃木坂46 きっかけ 宮本 浩次 夜明けのうた
坂本 冬美 夜桜お七 藤井 風(初) きらり〜燃えよ
YOASOBI 群青 鈴木 雅之 め組のひと 2021紅白ver.
あいみょん 愛を知るまでは ゆず
東京事変 緑酒 星野 源 不思議
薬師丸 ひろ子 Woman“Wの悲劇”より BUMP OF CHICKEN なないろ
石川 さゆり 津軽海峡・冬景色 氷川 きよし 歌は我が命
布袋 寅泰(初) さらば青春の光 <紅白SP>
MISIA 明日へ 2021 福山 雅治 道標 ~紅白2021ver.~

特別企画

アーティスト 曲目
YOASOBI with ミドリーズ ツバメ
松平 健 マツケンサンバⅡ
東京都交響楽団 LiSA 高橋 洋子 ~明日への勇気をくれる歌~
ケツメイシ ライフイズビューティフル
細川 たかし 望郷じょんから 北酒場
さだ まさし 道化師のソネット

まとめ

第72回NHK紅白歌合戦は2021年の大晦日に放送され、不安と希望が入り混じる一年を締めくくる大会となりました。社会や暮らしの在り方が大きく変わる中でも、紅白歌合戦は変わらず年末に人々が集う場所であり続け、音楽を通じて気持ちを整える時間を提供していました。森進一、五木ひろし、北島三郎をはじめとする時代を代表する歌手たちが集結したこの第72回は、紅白歌合戦が「日常へと戻るための区切り」として、これからも重要な役割を果たし続けることを、改めて感じさせる一回と言えるでしょう。

Mr.Lyric 編集部

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