紅白歌合戦

【2011年/平成23年】第62回 紅白歌合戦 出場アーティスト・演奏曲をまとめて紹介!

2011年12月31日に放送された第62回NHK紅白歌合戦は、日本社会全体にとって特別な意味を持つ一年を締めくくる大会となりました。この年、日本は未曾有の出来事を経験し、人々の価値観や日常、そして「当たり前」の意味が大きく揺さぶられました。そんな中で迎えた大晦日の夜、紅白歌合戦は例年通り放送され、その存在そのものが多くの人にとって心の拠り所となっていたことが強く印象に残ります。第62回は、紅白歌合戦が単なる音楽番組ではなく、時代や社会に寄り添う存在であることを、改めて全国に示した回と言えるでしょう。

第62回紅白歌合戦の概要

第62回NHK紅白歌合戦は2011年12月31日の大晦日に開催され、テレビとラジオの同時放送で全国に中継されました。60回を超えた紅白歌合戦は、国民的番組としての役割をより強く意識した構成となっており、この年は特に「人と人をつなぐ番組」としての側面が際立っていました。紅組・白組に分かれた出場歌手が順番に登場し、その年を代表する楽曲を披露していく基本スタイルは変わらず、音楽を通じて気持ちを共有する場としての意味合いが、これまで以上に強く感じられます。この回の勝敗は紅組の勝利となっており、その結果も含めて、深く印象に残る紅白歌合戦となりました。

第62回紅白歌合戦が開催された2011年の出来事

2011年の日本は、多くの人が「絆」や「支え合い」という言葉の重みを実感した一年でした。日常の尊さや、人とのつながりの大切さを改めて考える機会が増え、価値観にも大きな変化が生まれています。音楽の世界でも、ただ楽しむためのものとしてだけでなく、心に寄り添い、前を向く力を与えてくれる存在として、音楽が受け止められる場面が多くなりました。J-POPを中心にさまざまな楽曲が人々の心に響き、演歌や歌謡曲もまた、人生や感情を深く表現する音楽として改めて注目されています。こうした背景の中で放送された紅白歌合戦は、一年を振り返り、次の年へ希望をつなぐための大切な時間となっていました。

第62回紅白歌合戦の出場アーティスト一覧

第62回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲目一覧

第62回NHK紅白歌合戦(2011年) 出場歌手・曲目一覧

※第62回は2011年(平成23年)12月31日に放送されました。

紅組歌手(優勝) 紅組曲目 白組歌手 白組曲目
浜崎 あゆみ progress NYC 100%勇気NYC
アンジェラ・アキ One Family flumpool
AKB48 紅白2011 AKB48スペシャルMIX ~がんばろう日本!~ FUNKY MONKEY BABYS それでも信じてる
西野 カナ たとえ どんなに… AAA CALL
川中 美幸 二輪草 平井 堅 いとしき日々よ
藤 あや子 あや子のお国自慢だよ ~がんばろな東北!! 紅白スペシャル~ 細川 たかし ねぶた
水樹 奈々 POP MASTER ポルノグラフィティ ワンモアタイム
伍代 夏子 金木犀 猪苗代湖ズ(初) I love you & I need you ふくしま
水森 かおり 庄内平野 風の中 L'Arc~en~Ciel CHASE
椎名 林檎(初) カーネーション -紅組なら誰でも- 森 進一 港町ブルース
KARA(初) KARA 2011スペシャルメドレー 徳永 英明 時代
Perfume レーザービーム TOKIO 見上げた流星
少女時代(初) GENIE 郷 ひろみ Go Smile Japan!!
aiko 恋のスーパーボール ゆず Hey和
倖田 來未 愛を止めないで 東方神起 Why? (Keep Your Head Down)
平原 綾香 おひさま~大切なあなたへ 千 昌夫 北国の春
小林 幸子 おんなの酒場 西田 敏行 あの街に生まれて
絢香 みんな空の下 長渕 剛 ひとつ
和田 アキ子 あの鐘を鳴らすのはあなた 2011紅白スペシャルメドレー
いきものがかり 歩いていこう 五木 ひろし ふるさと
松田 聖子・神田 沙也加(初) 上を向いて歩こう 氷川 きよし 情熱のマリアッチ
坂本 冬美 夜桜お七 福山 雅治 家族になろうよ
松任谷 由実 (みんなの)春よ、来い EXILE Rising Sun
天童 よしみ 愛燦燦 北島 三郎 帰ろかな
石川 さゆり 津軽海峡・冬景色 SMAP SMAP AID 紅白SP

特別企画・企画コーナー

企画名 内容
こどもスペシャル 芦田 愛菜、鈴木 福らが「マル・マル・モリ・モリ!」を披露しました。
東北応援企画 夏川 りみ・秋川 雅史が「あすという日が」を披露。被災地へのエールを送りました。

まとめ

第62回NHK紅白歌合戦は2011年の大晦日に放送され、日本社会が大きな節目を迎えた一年を締めくくる、非常に意味深い大会となりました。社会や人々の心が揺れ動く中でも、紅白歌合戦は変わらず年末に人々が集う場所であり続け、音楽を通じて気持ちを分かち合う時間を提供していました。森進一、五木ひろし、北島三郎をはじめとする時代を代表する歌手たちが集結したこの第62回は、紅白歌合戦が「時代に寄り添い、人の心をつなぐ番組」であることを、改めて強く印象づける一回と言えるでしょう。

Mr.Lyric 編集部

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