紅白歌合戦

【2010年/平成22年】第61回 紅白歌合戦 出場アーティスト・演奏曲をまとめて紹介!

2010年12月31日に放送された第61回NHK紅白歌合戦は、2010年代という新しい時代の入口に立った年末を彩る大会でした。60回という大きな節目を越えた翌年の紅白は、記念色の強かった前年とは異なり、より「現在進行形の紅白」としての役割が意識された回でもあります。音楽の楽しみ方はさらに多様化し、テレビだけでなくインターネットやデジタルメディアを通じて楽曲が広がる時代に入りつつありました。その一方で、大晦日の夜に紅白歌合戦を観ながら一年を締めくくるという過ごし方は変わらず続き、第61回は「新しい10年の始まり」にふさわしい、落ち着きと前向きさを感じさせる紅白歌合戦となっています。

第61回紅白歌合戦の概要

第61回NHK紅白歌合戦は2010年12月31日の大晦日に開催され、テレビとラジオの同時放送で全国に中継されました。60回を超えた紅白歌合戦は、国民的番組としての安定感をしっかりと保ちながら、時代の空気を反映した構成や演出を取り入れています。紅組・白組に分かれた出場歌手が順番に登場し、その年を代表する楽曲を披露していくという基本スタイルは変わらず、世代やジャンルを超えた音楽が一堂に会する点は、この年も紅白ならではの魅力となっていました。この回の勝敗は白組の勝利となっており、2010年代最初の年末行事として、多くの家庭で自然な形で受け入れられていた様子がうかがえます。

第61回紅白歌合戦が開催された2010年の出来事

2010年の日本は、新しい10年の始まりとして、人々がこれからの社会や暮らしについて改めて考え始めた年でした。情報技術の進歩はさらに加速し、日常の中でインターネットやデジタル機器の存在感が一層大きくなっていきます。音楽の世界でも、J-POPを中心に多様なアーティストが活躍し、楽曲は個人の感情やライフスタイルに寄り添う形で広がっていました。一方で、演歌や歌謡曲も人生や人情を描く音楽として根強い支持を集め、世代を超えて親しまれ続けています。こうした時代背景の中で放送された紅白歌合戦は、一年を振り返り、新しい年へと気持ちを切り替えるための大切な時間となっていました。

第61回紅白歌合戦の出場アーティスト一覧

第61回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲目一覧

第61回NHK紅白歌合戦(2010年) 出場歌手・曲目一覧

※第61回は2010年(平成22年)12月31日に放送されました。

紅組歌手 紅組曲目 白組歌手(優勝) 白組曲目
浜崎 あゆみ Virgin Road EXILE I Wish For You
AKB48 紅白2010 AKB48神曲SP NYC よく遊びよく学べ100%NYC
アンジェラ・アキ 輝く人 AAA(初) 逢いたい理由
中村 美律子 河内おとこ節 flumpool 君に届け
平原 綾香 Voyagers 遊助 ひと
伍代 夏子 ひとり酒 細川 たかし 浪花節だよ人生は
西野 カナ(初) Best Friend ポルノグラフィティ 君は100%
川中 美幸 二輪草 FUNKY MONKEY BABYS あとひとつ
クミコ(初) INORI~祈り~ HY(初) 時をこえ
水森 かおり 松島紀行 徳永 英明 時の流れに身をまかせ
水樹 奈々 PHANTOM MINDS L'Arc~en~Ciel BLESS
天童 よしみ 人生みちづれ 森 進一 襟裳岬
aiko 向かいあわせ 郷 ひろみ GO!GO!イヤー紅白スペシャルメドレー
Perfume ねぇ TOKIO advance
倖田 來未 KODA KUMI 2010 Special Medley 五木 ひろし おしろい花
和田 アキ子 AKKOィ! 紅白2010スペシャル 加山 雄三 若大将50年! スペシャルメドレー
小林 幸子 母ちゃんのひとり言 福山 雅治 道標
植村 花菜(初) トイレの神様 コブクロ 流星
いきものがかり ありがとう 2010紅白オリジナルメドレー
石川 さゆり 天城越え 北島 三郎 風雪ながれ旅
坂本 冬美 また君に恋してる 氷川 きよし 虹色のバイヨン
DREAMS COME TRUE 生きてゆくのです♡feat. ザ・紅白スペシャルブラスバンド SMAP This is love '10 SPメドレー

特別企画・企画コーナー

企画名 内容
桑田 佳祐 復活出演 病気療養中だった桑田 佳祐が特別出演。「それ行けベイビー!!」「本当は怖い愛とロマンス」を披露しました。

まとめ

第61回NHK紅白歌合戦は2010年の大晦日に放送され、2010年代という新しい時代の始まりを穏やかに告げる大会となりました。音楽の楽しみ方や価値観がさらに変化していく中でも、紅白歌合戦は世代や立場を超えて同じ時間を共有できる年末の象徴として、多くの家庭に寄り添い続けていました。森進一、五木ひろし、北島三郎をはじめとする時代を代表する歌手たちが集結したこの第61回は、紅白歌合戦がこれからも「変わらない年末の風景」であり続けることを、静かに感じさせる一回と言えるでしょう。

Mr.Lyric 編集部

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