紅白歌合戦

【2009年/平成21年】第60回 紅白歌合戦 出場アーティスト・演奏曲をまとめて紹介!

2009年12月31日に放送された第60回NHK紅白歌合戦は、紅白歌合戦の歴史においても非常に大きな節目となる大会です。60回という長い歴史を重ねてきた紅白は、この年、日本の年末文化そのものを象徴する存在として、改めて強い存在感を放っていました。2000年代の終わりを迎え、人々はこの10年間を振り返りながら、新しい時代へどう進んでいくのかを静かに考えていた時期でもあります。そうした空気の中で放送された第60回は、「これまで」と「これから」をつなぐ年末の舞台として、多くの視聴者の記憶に残る紅白歌合戦となりました。

第60回紅白歌合戦の概要

第60回NHK紅白歌合戦は2009年12月31日の大晦日に開催され、テレビとラジオの同時放送によって全国に中継されました。60回という大きな節目を迎えた紅白歌合戦は、国民的番組としての役割を強く意識した構成となっており、番組全体からは記念大会ならではの特別感が漂っていました。紅組・白組に分かれた出場歌手が順番に登場し、その年を代表する楽曲を披露していくという基本スタイルは変わらず、多様化した音楽シーンを一つの舞台に集約する役割を果たしています。この回の勝敗は白組の勝利となっており、記念すべき第60回にふさわしい盛り上がりを見せました。

第60回紅白歌合戦が開催された2009年の出来事

2009年の日本は、社会や経済の変化を強く意識させられる一年でした。人々は日々の暮らしの中で「これからの生き方」や「本当に大切なもの」について考える機会が増え、価値観にも少しずつ変化が生まれています。音楽の世界では、J-POPを中心にさまざまなアーティストが活躍し、楽曲は単なる流行ではなく、個人の感情や人生に寄り添う存在として受け止められるようになっていました。一方で、演歌や歌謡曲もまた、人生の節目や思いを表現する音楽として、多くの人に支持され続けています。こうした時代背景の中で放送された第60回紅白歌合戦は、一年を振り返り、次の時代へと気持ちを整える場として、大きな意味を持っていました。

第60回紅白歌合戦の出場アーティスト一覧

第60回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲目一覧

第60回NHK紅白歌合戦(2009年) 出場歌手・曲目一覧

※第60回は2009年(平成21年)12月31日に放送されました。

紅組歌手 紅組曲目 白組歌手(優勝) 白組曲目
浜崎 あゆみ Rule EXILE Someday
AKB48 RIVERサプライズ! 紅白Remix flumpool(初) 星に願いを
いきものがかり YELL NYC boys(初) 紅白60回記念NYCスペシャル
伍代 夏子 忍ぶ雨 北山 たけし 剣山
GIRL NEXT DOOR Infinity ジェロ 海雪
水樹 奈々(初) 深愛 FUNKY MONKEY BABYS(初) ヒーロー
中村 美律子 河内おとこ節 ポルノグラフィティ アニマロッサ
天童 よしみ 花筏 -Hanaikada- 美川 憲一 さそり座の女 2009
坂本 冬美 また君に恋してる 細川 たかし 望郷じょんから
大塚 愛 Is レミオロメン(初) 粉雪
川中 美幸 ふたり酒 森 進一 花と蝶
aiko あの子の夢 遊助(初) ひまわり
平原 綾香 ミオ・アモーレ 徳永 英明 壊れかけのRadio
秋元 順子 愛のままで… TOKIO 太陽と砂漠のバラ
Perfume ワンルーム・ディスコ 東方神起 Stand by U
水森 かおり 安芸の宮島 五木 ひろし 凍て鶴
木村 カエラ(初) Butterfly アリス チャンピオン
中島 美嘉 流れ星 ゆず 逢いたい
アンジェラ・アキ 手紙 ~拝啓 十五の君へ~ 布施 明 MY WAY
小林 幸子 万葉恋歌 あぁ、君待つと 福山 雅治 はつ恋
倖田 來未 2009紅白KODA SPECIAL 嵐(初) 嵐×紅白スペシャルメドレー
和田 アキ子 もう一度ふたりで歌いたい コブクロ STAY
石川 さゆり 津軽海峡・冬景色 氷川 きよし ときめきのルンバ
絢香 みんな空の下 SMAP そっと きゅっと 〜世界に一つだけの花
DREAMS COME TRUE その先へ ~紅白スペシャルヴァージョン~ 北島 三郎 まつり

特別企画・企画コーナー

企画名 内容
スーザン・ボイル出演 特別ゲストとして来日。代表曲「夢やぶれて -I Dreamed A Dream-」を披露しました。

まとめ

第60回NHK紅白歌合戦は2009年の大晦日に放送され、60回という大きな節目を迎えた、非常に記念性の高い大会となりました。時代や音楽の在り方が大きく変化する中でも、紅白歌合戦は変わらず一年の終わりに人々が集う場所であり続けてきました。森進一、五木ひろし、北島三郎をはじめとする時代を代表する歌手たちが集結したこの第60回は、紅白歌合戦が「日本の年末文化そのもの」であることを、改めて強く印象づける一回と言えるでしょう。

Mr.Lyric 編集部

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