倖田來未

【倖田來未の代表曲10選】多くの人に愛される名曲・人気曲を紹介

倖田來未さんの音楽は、その卓越した歌唱力と、セクシーかつパワフルなパフォーマンス、そして「エロかっこいい」という独自のスタイルで、日本の音楽シーンに強烈なインパクトを残しました。数々のミリオンヒットを飛ばし、ライブでも熱狂的な支持を得ています。
本記事では、倖田來未の代表曲として広く知られるヒット曲から、彼女の音楽的魅力を語る上で欠かせない楽曲まで、厳選した10曲の魅力と背景を深掘りしてご紹介します。

倖田來未について

倖田來未さんは、1982年生まれの京都府出身の歌手です。2000年にシングル「TAKE BACK」で全米デビューを果たし、同年12月には日本でもデビューしました。初期は苦戦を強いられましたが、2005年の「キューティーハニー」の大ヒットを機に、「エロかっこいい」というコンセプトを打ち出し、瞬く間にトップアーティストとしての地位を確立しました。

彼女の最大の魅力は、R&B、ヒップホップ、ポップス、ロックなど多様なジャンルを歌いこなす圧倒的な歌唱力と、聴く人を惹きつけるカリスマ性あふれるパフォーマンスです。自身の経験や感情を赤裸々に綴った歌詞も多くの共感を呼んでいます。ライブでは、そのパワフルな歌声と、圧巻のダンス、そして観客を巻き込むエンターテインメント性で、多くのファンを熱狂させています。

倖田來未の代表曲10選

ここからは代表曲を10曲紹介していきます!

real Emotion

2003年にリリースされた「real Emotion」は、PS2用ゲームソフト『ファイナルファンタジーX-2』のテーマソングとして書き下ろされ、倖田來未の知名度を大きく高めた代表曲の一つです。ゲームの世界観と見事に合致した、疾走感あふれるダンスナンバーで、彼女のセクシーでクールな魅力を存分に引き出しました。多くのゲームファンを魅了し、倖田來未のブレイクのきっかけとなった、まさに倖田來未の代表曲です。

キューティーハニー

「キューティーハニー」は、2004年にリリースされたシングルで、アニメ『キューティーハニー』のテーマソングのカバーです。セクシーでキュートな魅力を全開にしたこの曲は、彼女の「エロかっこいい」というパブリックイメージを確立する上で決定的な役割を果たしました。

原曲のレトロなメロディを、モダンでファンキーなダンス・R&Bとして再構築。「この頃 はやりの女の子/お尻の小さな 女の子」といった、ユーモアと挑発を交えた歌詞を、倖田來未の色気のある歌声で歌い上げています。「お願い お願い 傷つけないで/わたしのハートは チュクチュクしちゃうの」というフレーズに、強気な外見の裏にある乙女心が垣間見える、遊び心満載のダンスナンバーです。

Butterfly

2005年にリリースされた「Butterfly」は、倖田來未にとって初のオリコンシングルチャート1位を獲得した楽曲であり、第47回日本レコード大賞を受賞しました。「蝶」のように美しく、そして強く変化していく女性の姿を歌い上げた、クールで情熱的なダンスナンバーです。彼女のセクシーな魅力と、洗練されたR&Bサウンドが融合し、多くのリスナーを魅了しました。倖田來未の新たな魅力を開花させた、まさに倖田來未の代表曲です。

Guess Who Is Back

「Guess Who Is Back」は、2018年リリースのアルバム『DNA』収録曲で、テレビアニメ『ブラッククローバー』のオープニングテーマです。タイトルは「誰が戻ってきたと思う?」という意味を持ち、彼女のアグレッシブで戦闘的なロックサイドを強調した楽曲です。

疾走感と勢いのあるトラックが特徴で、夢を掴むために戦うキャラクターたちに寄り添い、限界まで挑戦するという自身の姿勢を重ねています。BACK-ONが制作に参加しており、アニメの世界観を再現した力強いロックサウンドが胸を打ちます。

You

2005年にリリースされた「You」は、倖田來未の楽曲の中でも特に切なく、感動的なラブバラードです。愛する人への深い愛情と、別れの切なさを歌い上げた、心に響くラブソング。彼女の情感豊かな歌声と、心に染み渡るメロディが多くのリスナーの涙を誘いました。結婚式のBGMとしても人気の高い、まさに倖田來未の代表曲です。

愛のうた

「愛のうた」は、2007年にリリースされたシングルで、「もしひとつだけ願いが叶うとしたら...」というキャッチコピーと共に発売された、切なくも壮大なラブバラードです。「music.jp」のCMソングとしても使用されました。

この曲は、「グレーな関係」にある愛する人へのストレートな想いと、複雑な心情を綴っています。一番にはなれないと知りつつも、「今だけは 嘘をついて 淡い言葉で信じさせてみて」と願う、切ない女性の気持ちが歌われています。ストリングスが印象的なアレンジで、派手なダイナミクスではなく、グッと押さえ込んだ大人なボーカルが非常に新鮮です。この楽曲は、友人やファンからの恋愛相談を元に、倖田自身が作詞を手がけており、彼女のバラードの中でも特に女性の共感を集めた代表曲の一つです。

Someday

2006年にリリースされたアルバム『Black Cherry』に収録されている「Someday」は、未来への希望と、いつか訪れる「Someday」(いつの日か)を信じることの大切さを歌い上げた、ポジティブなメッセージソングです。倖田來未の伸びやかな歌声と、心に響くメロディが特徴で、多くのリスナーに勇気を与えました。彼女の持つ前向きなエネルギーが凝縮された、まさに倖田來未の代表曲です。

anytime

「anytime」は、2008年にリリースされたシングルで、アルバム『kingdom』のリード楽曲です。この曲は、「恋する女の子の幸せな気持ち」を描いた、ナチュラルでハートウォーミングなポップチューンです。かねてから温存されていた秘蔵曲であり、キリンチューハイ氷結CMソングにも起用されました。

「胸の中で いつも想う願い事がある/あなたの左に私 腕を組んで 頬を染めて 歩いていく」という歌詞は、恋の始まりのドキドキと、愛する人との未来を勝手に思い浮かべている純粋な女性の姿を描いています。「いつでも あなた想う気持ち 止まらない 止められない any day any time」と、溢れる愛を表現。楽曲の世界観を出すために、音楽番組ではほぼスッピンで披露するなど、飾らない魅力を見せたナンバーです。

TABOO

2008年にリリースされた「TABOO」は、倖田來未の楽曲の中でも特にダークで、挑発的な一面が際立つ楽曲です。禁断の愛や、社会の「TABOO」(タブー)に挑戦するようなメッセージが込められています。重厚でアグレッシブなサウンドと、彼女のパワフルな歌声、そしてセクシーなパフォーマンスが印象的で、多くのリスナーを惹きつけました。倖田來未の持つカリスマ性と、表現の幅広さを示す、まさに倖田來未の代表曲です。

Moon Crying

「Moon Crying」は、2008年リリースのシングル『MOON』収録曲で、テレビ朝日系ドラマ『パズル』の主題歌です。この曲は、別れた恋人への後悔と、逢いたい気持ちを、月明かりの下で涙ながらに歌い上げる切ないバラードです。

「君とよく歩いたいつもの道と私 月と歩きながら悲しいメロディー」と、別れた後も変わらない日常の中で、をモチーフに恋人を想う心情を描写。「逢えばわがままばかり/ときどき言い過ぎたときも笑って許した大人な君」に対し、「孤独に思った君に『気付くことが出来た』なら…『ふたりで…』だった?」と、自分の未熟さを後悔します。言葉にできない想いを「月が照らすその場所へと」歌い届けたいという、切実な愛が詰まった楽曲です。

まとめ

本記事では、倖田來未さんの数ある名曲の中から、特に倖田來未の代表曲として愛される10曲を厳選し、それぞれの魅力と背景をご紹介しました。彼女の音楽は、その卓越した歌唱力と、セクシーかつパワフルなパフォーマンス、そして「エロかっこいい」という独自のスタイルで、常に日本の音楽シーンを牽引し続けています。

倖田來未の楽曲は、喜びや悲しみ、情熱や葛藤、そして夢や希望といった普遍的な感情を、その唯一無二の表現力で表現することで、聴く人の心に深く響き、共感と活力を与えてくれます。彼女は単なるアーティストではなく、音楽を通して人々に寄り添い、人生を鼓舞してくれる存在です。これからも倖田來未の音楽は、日本のみならず世界中で輝きを放ち、多くの人々の心に深く刻まれていくことでしょう。まだ聴いたことのない曲があれば、ぜひこの機会に倖田來未の深く、そして魅力的な音楽の世界に足を踏み入れてみてください。

Mr.Lyric 編集部

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