純烈

【純烈】メンバー全員の経歴や魅力、代表曲を紹介!

「スーパー銭湯アイドル」から紅白歌合戦常連歌手へと上り詰めた純烈。平均身長184cmの高身長イケメン4人組が織りなす歌謡コーラスグループは、地道な努力と諦めない精神で多くのファンを魅了し続けています。元・戦隊ヒーローや芸能界のベテランとして個性豊かなキャリアを持つメンバーたちの魅力に迫る記事、いよいよスタートです!歴史、元メンバー、代表曲まで徹底解説していきます。

純烈とは?グループの基本情報と魅力

グループ結成の背景と歴史

純烈は2007年に結成された男性歌謡コーラスグループです。きっかけは現在リーダーを務める酒井一圭が映画撮影中の事故で入院した際、「内山田洋とクールファイブ」の夢を見たことから構想が始まりました。

グループとしての原点は、酒井が「個性的で明るく楽しい歌謡コーラスグループを作りたい」という思いから仲間を集めたことにあります。当初は6人体制でスタートし、約3年間のボイストレーニングと下積み期間を経て、2010年に正式デビューしました。

デビュー後も決して順風満帆ではなく、レコード会社との契約打ち切りなど幾多の苦難を乗り越え、スーパー銭湯や健康センターでの地道な営業活動を続けてきました。その努力が実を結び、2018年にはNHK紅白歌合戦初出場を果たすまでに成長。諦めない姿勢と努力が評価され、今や演歌・歌謡界の重要な担い手として認識されています。

グループ名の由来と意味

「純烈」という名前には、「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」という意味が込められています。グループのコンセプトや活動理念を表すにふさわしい名前として選ばれました。

酒井一圭によると、「純粋な気持ちで烈火のごとく燃える」という意味も込められているといいます。彼らの一途な情熱と諦めない姿勢を象徴する名前でもあるのです。

所属事務所について

純烈は現在、G-STAR.PRO(ジースター・プロ)に所属しています。この事務所は多くの演歌・歌謡曲アーティストをマネジメントし、純烈の活動を全面的にサポートしています。

G-STAR.PROは純烈のライブ活動やメディア出演、グッズ制作など、あらゆる面で彼らの活動をバックアップ。特に地方でのライブ活動に力を入れており、純烈がファンと直接交流できる機会を多く設けています。

純烈が「スーパー銭湯アイドル」と呼ばれる理由

2012年にレコード会社との契約が打ち切られた後、純烈はどこで歌えるのか模索していました。そんな時、スーパー銭湯や健康センターでの営業の話が舞い込んできたことから、それらの施設での地道な営業活動を続けることになりました。

彼らは全国のスーパー銭湯や健康センターを回り、高齢者を中心とした観客の前で演歌や歌謡曲を披露。その姿が多くのメディアで取り上げられ、「スーパー銭湯アイドル」という愛称が定着しました。

当初はネガティブな印象を持たれることもありましたが、彼らはその名前を誇りに思い、今でもスーパー銭湯や健康センターでのライブを大切にしています。紅白出場を果たした後も初心を忘れず、凱旋ライブとして健康センターを訪れる姿勢に、多くのファンが心を打たれています。

高身長イケメン揃いの魅力

純烈のメンバーは平均身長184cmの高身長イケメン揃いで、がっちりとした体型も特徴です。ステージ上での姿は圧巻で、その存在感は会場を一瞬で魅了します。

リーダーの酒井一圭(186cm)を筆頭に、岩永洋昭(187cm)、白川裕二郎(185cm)、後上翔太(179cm)と、全員が高身長。演歌・歌謡曲グループながら、アイドルグループさながらのビジュアルの良さも彼らの魅力の一つです。

また、ステージ衣装にもこだわりがあり、カラフルなスーツやジャケットなど、視覚的にも楽しませる工夫が随所に見られます。歌唱力だけでなく、見た目でも観客を楽しませる「エンターテイナー」としての意識が高いグループなのです。

純烈の経歴と活躍

「涙の銀座線」でメジャーデビュー

2010年6月23日、純烈はユニバーサルミュージックから「涙の銀座線」でメジャーデビューを果たしました。昭和歌謡風の楽曲で、彼らの歌唱力とハーモニーの良さを存分に発揮した一曲です。

デビュー当時は知名度も低く、苦労の連続でしたが、このシングルは彼らの原点として、今でもライブで歌われる大切な楽曲となっています。特にサビの部分は、純烈ファンの間では「必ず手拍子で盛り上がる定番曲」として親しまれています。

健康センターでの凱旋ライブ活動

2018年の紅白歌合戦出場後、純烈は初心を忘れないために、それまで活動の場を提供してくれた3ヶ所の健康センターを周り、ファンのために凱旋ライブを開催しました。

彼らは「スーパー銭湯アイドル」という愛称を誇りに思い、紅白出場という大きな舞台を経験した後も、原点に立ち返る姿勢を貫きました。この行動には「支えてくれたファンや施設への感謝の気持ち」が込められており、多くのメディアでも好意的に取り上げられました。

健康センターでのライブでは、紅白で歌った曲や代表曲を披露するだけでなく、お客さんとの交流も大切にしています。ファンとの距離の近さは純烈の大きな魅力の一つで、今でも定期的に健康センターや老人ホームなどで公演を行っています。

映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』出演

純烈の活動範囲は音楽だけにとどまりません。2020年には主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』が公開され、メンバー全員が出演しました。

この映画は、彼らの戦隊ヒーロー出身というバックグラウンドを活かした企画で、純烈メンバーが特殊部隊「純烈ジャー」として悪と戦うというストーリー。コメディ要素も盛り込まれており、ファンだけでなく、戦隊ファンからも注目を集めました。

特に酒井一圭と白川裕二郎は実際に戦隊ヒーローシリーズに出演した経験があり、その経験を活かしたアクションシーンは見どころの一つ。この映画を通して、彼らの新たな一面が広く知られることとなりました。

紅白歌合戦4年連続出場の実績

純烈は2018年から2021年まで4年連続でNHK紅白歌合戦に出場しています。これはグループにとって大きな転機となり、全国的な知名度を獲得するきっかけとなりました。

特に初出場となった2018年は「スーパー銭湯アイドル」から紅白歌手への大出世として大きな話題に。「プロポーズ」を熱唱する姿は多くの視聴者の心を掴み、翌日から純烈のCDが売れ始めるという現象も起きました。

2019年は「純烈のハッピーバースデー」、2020年は「愛をください〜Don't you cry〜」、2021年には「君がそばにいるから」と、毎年異なる楽曲で出場し、演歌・歌謡曲ファン以外にも多くのファン層を獲得していきました。紅白出場は彼らの努力と実力が認められた証であり、純烈の歴史における大きなマイルストーンとなっています。

純烈のメンバーを紹介!

酒井一圭

  • 生年月日:1975年6月20日
  • 出身地:大阪府吹田市
  • 身長:186cm
  • 担当:リーダー、プロデューサー、作詞担当、コーラス

酒井一圭は純烈のリーダーであり、グループのプロデュースも担当する重要な存在です。元子役で、「3年B組金八先生」や「いつも心に太陽を」などのドラマに出演した経験を持ち、2001年には「百獣戦隊ガオレンジャー」でガオブラック役を演じました。

純烈結成の立役者であり、グループの方向性やコンセプトを決める中心人物。多才でトーク力に優れ、テレビやラジオの出演時にはその話術でグループを盛り上げています。また、楽曲の作詞も手がけており、クリエイティブな面でもグループに貢献しています。

白川裕二郎

  • 生年月日:1976年12月11日
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 身長:185cm
  • 血液型:A型
  • 担当:リードボーカル

白川裕二郎は純烈のリードボーカルを務め、力強い歌声と甘いマスクで多くのファンを魅了しています。相撲部屋に所属していた異色の経歴を持ち、その経験から培われた体の強さと精神力は、グループの活動を支える大きな力となっています。

「忍風戦隊ハリケンジャー」でカブトライジャー役を演じた経験もあり、アクションや演技力も備えています。純烈では特に歌唱面での貢献が大きく、彼の声がグループのサウンドを特徴づける重要な要素となっています。

高齢の母親を大切にする孝行息子としても知られており、インタビューでは「母のためにも頑張りたい」と語ることも。温かい人柄と家族を大切にする姿勢が、多くのファン、特に年配のファンから支持される理由の一つでもあります。

後上翔太

  • 生年月日:1986年10月23日(41歳)
  • 出身地:東京都
  • 身長:179cm
  • 担当:ボーカル、作詞

後上翔太は純烈の中でも特に演技経験が豊富なメンバーです。幼少期から子役として活躍し、「雲のように風のように」などの名作ドラマに出演してきました。純烈では温かみのある歌声を持ち、グループのハーモニーに欠かせない存在です。

グループ内での役割は「ムードメーカー」的な存在で、バラエティ番組や舞台でもその明るい性格と持ち前のユーモアでファンを楽しませています。また、作詞にも関わっており、クリエイティブな才能も発揮しています。

プライベートでは2017年に一般女性と結婚し、家庭を持つ父親としての一面も。ステージでの華やかさとは対照的な、家庭を大切にする姿勢が彼の魅力の一つです。メンバーとしては最年少ながら、芸能界でのキャリアは長く、その経験を活かしたパフォーマンスには定評があります。

岩永洋昭

  • 生年月日:1979年11月23日
  • 出身地:長崎県
  • 身長:187cm
  • 担当:ボーカル、振付

岩永洋昭は純烈の中で最も身長が高く、187cmという高さを活かしたステージングが特徴です。俳優としての経験が豊富で、その演技力をライブパフォーマンスにも活かしています。2008年に純烈へ加入し、それ以来グループの魅力を高める重要な存在となっています。

グループ内では振付も担当しており、ダンスの経験や知識を活かしてパフォーマンスの質を高める役割も果たしています。また、落ち着いた大人の雰囲気を持ち、その深みのある声質はグループのハーモニーに厚みを加えています。

プライベートでは趣味の料理が得意で、メンバーの食事を作ることもあるという優しい一面も。シリアスな演技から、コミカルな役まで幅広くこなせる演技力は、グループの活動においても大きな武器となっています。

純烈の元メンバー紹介

友井雄亮

  • 生年月日:1980年4月2日
  • 出身地:大阪府
  • 在籍期間:2007年〜2019年

友井雄亮は純烈の結成メンバーの一人で、2019年2月まで活動していました。グループではセンターポジションを務めることが多く、その高いパフォーマンス力でグループの看板的存在でした。

在籍時は高い歌唱力とパフォーマンス能力でグループに貢献。特に2018年の紅白歌合戦初出場時には、センターとしてグループを引っ張る重要な役割を果たしていました。脱退は残念な形となりましたが、純烈の歴史において彼の功績は無視できないものがあります。

小田井涼平

  • 生年月日:1971年2月23日
  • 出身地:大阪府

小田井涼平は純烈の結成メンバーの一人で、2023年4月まで活動していました。グループでは明るいキャラクターと安定した歌唱力で、人気を集めるメンバーでした。

在籍時は特にバラエティ番組での活躍が目立ち、テレビを通じて純烈の知名度向上に貢献。2018年に結婚した女優・朝日奈央との夫婦エピソードもメディアで話題となり、純烈以外の活動の幅も徐々に広げていました。脱退後も元メンバーとして応援している姿勢を示しており、グループとの良好な関係を保っています。

純烈の人気曲・代表曲紹介

プロポーズ

「プロポーズ」は2018年2月14日にリリースされた純烈の代表曲です。オリコン演歌チャートで初登場第1位を獲得し、2018年9月度のゴールドディスクに認定されました。

この曲は「プロポーズ」というタイトル通り、想い人への真っ直ぐな気持ちを歌った楽曲で、特に女性ファンからの支持が高いです。また、この曲で2018年の紅白歌合戦に初出場したことでも知られており、純烈の代名詞的な曲となっています。

ライブでは定番の盛り上がり曲で、特にサビの部分では観客全員で大合唱する場面も。シンプルながらも心に響く歌詞と、メンバーのハーモニーが絶妙に調和した、純烈の魅力が詰まった一曲です。

君がそばにいるから

「君がそばにいるから」は2021年2月にリリースされた楽曲で、2021年の紅白歌合戦でも披露されました。家族や大切な人への感謝の気持ちを歌った、温かみのある楽曲です。

新型コロナウイルスの影響で人々の生活が大きく変わる中、「大切な人との絆」をテーマにした本作は、多くのリスナーの心に響きました。ミディアムテンポのメロディに乗せて、4人のハーモニーが心地よく響き渡ります。

ミュージックビデオでは、メンバーそれぞれが「大切な人」との絆を表現するシーンが描かれており、視覚的にも楽曲の世界観を補強しています。紅白での披露により、さらに多くの人々に届いた一曲となりました。

純烈のハッピーバースデー

「純烈のハッピーバースデー」は2019年7月にリリースされた楽曲で、2019年の紅白歌合戦で披露されました。タイトル通り、誕生日をテーマにした明るく楽しい楽曲です。

サビの「ハッピーバースデー」という掛け声が印象的で、ライブでは観客と一体となって盛り上がる定番曲となっています。特に「誕生日ステージ」では必ず披露され、会場の誕生月の方をステージに上げてお祝いするパフォーマンスも人気です。

この曲は純烈らしい明るさと、親しみやすさを兼ね備えた楽曲で、演歌・歌謡曲ファン以外にも広く受け入れられる要素を持っています。紅白での披露により全国的に知名度を上げた一曲です。

愛をください〜Don't you cry〜

「愛をください〜Don't you cry〜」は2020年8月にリリースされた楽曲で、2020年の紅白歌合戦でも披露されました。切ない恋心を歌った楽曲で、これまでの純烈の楽曲とは一線を画すモダンな雰囲気が特徴です。

サビの「愛をください」というフレーズが印象的で、メンバーの歌唱力が十分に発揮された楽曲となっています。特に白川裕二郎のリードボーカルが魅力的で、彼の力強い歌声が楽曲の世界観を引き立てています。

2020年という特殊な状況下でのリリースでしたが、ファンからの支持も高く、紅白での披露により純烈の音楽性の幅広さをアピールする機会となりました。

君を奪い去りたい

「君を奪い去りたい」は2022年4月にリリースされた楽曲で、小田井涼平が脱退する前の5人体制での最後のシングルとなりました。タイトルからも分かるように、情熱的な恋心を歌った楽曲です。

この曲は従来の演歌・歌謡曲のイメージを覆す、ロック調のアレンジが特徴で、純烈の新たな一面を見せてくれました。特にサビの盛り上がりが印象的で、5人のハーモニーが見事に調和した楽曲となっています。

小田井涼平の最後のシングルとなったこの曲は、ファンにとっても思い入れの深い一曲。5人体制の純烈の集大成とも言える楽曲として、グループの歴史に刻まれています。

まとめ|純烈の魅力とこれからに注目!

純烈は、「スーパー銭湯アイドル」から紅白歌合戦常連歌手へと成長した、演歌・歌謡界の異色グループです。メンバーの脱退などの困難を乗り越えながらも、高身長イケメン4人組の個性と魅力で多くのファンを獲得し続けています。

彼らの最大の魅力は、何と言っても「諦めない心」でしょう。デビュー後のレコード会社との契約打ち切りという逆境も、スーパー銭湯や健康センターでの地道な活動を続けることで乗り越え、2018年には念願の紅白出場を果たしました。この「努力は必ず報われる」という彼らの生き様は、多くの人々に勇気と希望を与えています。

また、元・戦隊ヒーローや芸能界ベテランとしての経験を活かした多彩なパフォーマンスも、純烈ならではの魅力です。酒井一圭のリーダーシップ、白川裕二郎の力強い歌声、後上翔太の親しみやすさ、岩永洋昭の存在感と、それぞれが個性を存分に発揮しながらも、一つになった時の輝きは唯一無二のものです。

2025年現在、4人体制となってもなお進化を続ける純烈。これからも彼らの音楽とパフォーマンスに注目し、応援していきましょう!

Mr.Lyric 編集部

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