独自のパフォーマンススタイルと圧倒的なライブで人気を博すダンス&ボーカルグループ「超特急」。「メインダンサー&バックボーカル」という異色のスタイルで知られる彼らは、エンターテインメント性の高いパフォーマンスと個性豊かなメンバー構成で、幅広いファン層を魅了し続けています。結成以来、メンバーの変遷を経ながらも常に進化を続ける超特急の魅力とは?本記事では、カイ、リョウガをはじめとする現メンバーのプロフィールから、グループの歴史、人気曲まで、超特急の全てを徹底解説します。これから超特急を知りたい初心者の方も、熱狂的な「8号車」(ファンの総称)の方も、必見の内容です!
ダンス&ボーカルユニット「超特急」とは?
グループ結成の背景と歴史
超特急は2011年12月25日、クリスマスの日に結成された男性ダンス&ボーカルグループです。スターダストプロモーションの男性タレント集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」から選抜されたメンバーで構成され、当初は6人体制でスタートしました。
2012年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビューを果たし、以来、様々なメンバーの変遷を経ながらも着実にその実力と人気を高めてきました。特に「メインダンサー&バックボーカル」という斬新なスタイルは、デビュー当初から大きな注目を集めました。
メンバー構成の変化や音楽性の進化を経ながらも、常に「走り続ける列車」のように前進し続けてきた超特急は、2025年現在、結成から14年目を迎え、日本の音楽シーンに確固たる地位を築いています。
グループ名の由来と意味
「超特急」というグループ名には、「電車の超特急のようにすごいスピードで夢に向かって進む」という意味が込められています。新幹線などの高速鉄道をイメージした名前で、スピード感あふれるパフォーマンスや、一直線に目標に向かって突き進む姿勢を表現しています。
また、メンバーをそれぞれ「○号車」と呼ぶなど、鉄道にちなんだ独自の世界観を構築。ファンも「8号車」と呼ばれ、「超特急」と「乗客(ファン)」が一体となって走り続けるというコンセプトが、グループの活動全体に反映されています。
所属事務所「SDR」について
超特急は、スターダストプロモーションのレコードレーベル「SDR(Stardust Records)」に所属しています。SDRは、スターダストプロモーションが手掛けるアーティストの音楽制作・販売を担当するレーベルとして、超特急だけでなく、様々なアーティストの音楽活動をサポートしています。
スターダストプロモーション自体は、俳優やタレント、アーティストなど多くの有名人が所属する大手芸能事務所で、その中でもSDRは音楽に特化した部門として機能しています。超特急は、このSDRの看板グループとして、音楽活動を中心に多方面で活躍しています。
超特急の音楽性とパフォーマンススタイル
超特急の最大の特徴は、「メインダンサー&バックボーカル」という独自のスタイル。ダンサーがステージ前方でパフォーマンスを繰り広げ、ボーカルが後方で歌うという従来のアイドルグループとは逆転の発想が、彼らの大きな魅力となっています。
音楽性に関しては、ロックからR&B、EDM、ヒップホップまで、様々なジャンルを網羅。特に近年は、ダンサブルな楽曲から聴かせる楽曲まで幅広いスタイルに挑戦し、音楽的な深みと広がりを見せています。
また、ライブパフォーマンスでは、高度なダンススキルと表現力を活かした圧巻のステージングが魅力。時にはコミカルな要素も取り入れつつ、観客を飽きさせない工夫に満ちたライブは、彼らの真骨頂と言えるでしょう。
超特急の特徴と魅力
メインダンサー×バックボーカルの独自スタイル
超特急の最大の特徴である「メインダンサー&バックボーカル」というスタイルは、日本の音楽シーンでも類を見ない独自の形態です。通常、ボーカルがステージ前方に立ち、ダンサーがバックで踊るという構図が一般的な中、超特急はその逆を行く発想で注目を集めました。
現在の体制では、7人のメインダンサーが主にステージ前方でダンスを担当し、2人がバックボーカルを担当するという形をとっています。この独自スタイルによって、ダンスに特化したパフォーマンス性の高さと、ボーカルの力強い歌声が見事に調和した、唯一無二のステージを作り上げています。
また、「○号車」という列車の車両にちなんだメンバー呼称も、この独自スタイルをさらに特徴付ける要素となっています。
個性豊かなメンバー構成
超特急のもう一つの大きな魅力は、メンバーそれぞれが際立つ個性を持ち、グループとしての多様性を生み出している点です。リーダーのリョウガをはじめ、カリスマ性のあるカイ、クールなタクヤ、明るいユーキ、歌唱力の高いシューヤ、努力家のマサヒロ、ユニークなアロハなど、それぞれが異なる魅力を持っています。
また、「神秘担当」「ガリガリ担当」など、各メンバーに与えられたユニークな担当ポジションも、彼らの個性を表現する要素となっています。
この個性豊かなメンバー構成が、バラエティ番組での活躍やSNSでの発信など、音楽以外の場面でも彼らの魅力を引き立て、多方面からのファン獲得に貢献しています。
圧倒的なライブパフォーマンス
超特急の最大の強みとも言えるのが、圧倒的なライブパフォーマンスです。高いスキルのダンスと歌にコミカルな要素を交えたパフォーマンスは、一度見たら忘れられない強烈な印象を残します。
特に、「8号車」と呼ばれるファンとの一体感は特筆すべき点で、コール&レスポンスや、オリジナルの振り付けを観客と共に踊るなど、観客参加型のライブスタイルを確立しています。
また、毎年恒例となっているクリスマスライブや、夏の大型ライブなど、季節に合わせたテーマ性のあるコンサートも彼らの魅力。徹底したエンターテインメント性と、それを支える高いパフォーマンス力が、リピーターの多いライブを生み出しています。
超特急メンバーのプロフィールを紹介
カイ
- 本名:小笠原海(おがさわら かい)
- 生年月日:1994年9月27日
- 出身地:神奈川県
- 身長:177cm
- 血液型:O型
- メンバーカラー:青
カイは超特急の2号車として、グループのビジュアルと神秘的な雰囲気を担当しています。抜群のルックスと高いダンススキルを持ち、特にソロパートでの表現力は群を抜いています。
結成当初からのオリジナルメンバーとして、グループの歴史を最もよく知る一人でもあります。穏やかな性格ながらも、ステージに立つと別人のようなオーラを放ち、多くのファンを魅了しています。
近年は俳優活動にも積極的に取り組んでおり、ドラマ「青のSP」などに出演。演技力にも注目が集まっています。
リョウガ
- 本名:船津稜雅(ふなつ りょうが)
- 生年月日:1994年10月23日
- 出身地:神奈川県
- 身長:177cm
- 血液型:O型
- メンバーカラー:紫
リョウガは現在のリーダーとして、グループ全体をまとめる重要な役割を担っています。「ガリガリ担当」という愛称を持ち、細身の体型ながらパワフルなダンスで観客を魅了します。
冷静な判断力と的確なリーダーシップで、様々なメンバー変動を経た超特急を支えてきた功績は大きいです。また、ファッションセンスの高さでも知られ、私服やステージ衣装への独自のこだわりも持っています。
バラエティ番組での鋭いツッコミや、メンバーとの絶妙な掛け合いなど、トーク力も光るメンバーです。
タクヤ
- 本名:草川拓弥(くさかわ たくや)
- 生年月日:1994年11月24日
- 出身地:東京都
- 身長:172cm
- 血液型:A型
- メンバーカラー:緑
タクヤは「頭脳担当」として、グループの知的な側面を担当しています。冷静沈着な性格と計算された正確なダンスが特徴で、パフォーマンスの安定感を支える重要な存在です。
俳優活動にも積極的で、映画「こんな夜更けにバナナかよ」などに出演。演技の評価も高く、超特急の活動と並行して俳優としてのキャリアも築いています。
クールな外見とは裏腹に、メンバーやファンに対しては優しい一面も持ち合わせており、そのギャップも人気の理由となっています。
ユーキ
- 本名:清水祐樹(しみず ゆうき)
- 生年月日:1995年1月2日
- 出身地:徳島県
- 身長:173cm
- 血液型:A型
- メンバーカラー:赤
ユーキは「元気担当」の名の通り、明るく前向きな性格でグループに欠かせない存在です。笑顔が特徴的で、ライブではその明るいエネルギーでファンを元気づけています。
ダンススキルも高く、キレのある動きと表現力豊かなパフォーマンスが魅力。特にヒップホップ要素の強い楽曲では、その実力を遺憾なく発揮しています。
バラエティ番組での愛されキャラクターとしても活躍し、「有吉ゼミ」など様々な番組に出演。親しみやすい人柄で、幅広い年齢層からの支持を集めています。
タカシ
- 本名:松尾太陽
- 生年月日:1996年9月23日
- 出身地:大阪府
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- メンバーカラー:白
「超特急」の7号車として、バックボーカルと末っ子担当を務め、メンバーカラーは白です
2008年、小学6年生の時に大阪でスカウトされ、芸能界入りしました。2010年には映画『大奥』で俳優デビューを果たし、2011年1月にEBiDANへ加入。同年11月、超特急のメンバーに選ばれ、2012年6月にCDデビューしました。
俳優としても活動しており、2017年の映画『一週間フレンズ。』では桐生将吾役を演じました。
シューヤ
- 本名:志村秀弥(しむら しゅうや)
- 生年月日:1995年3月25日
- 出身地:埼玉県
- 身長:172cm
- 血液型:AB型
- メンバーカラー:チャコールグレー
シューヤは2022年に加入した新メンバーの一人で、現在はボーカルを担当しています。透明感のある歌声と高音域までカバーできる歌唱力が魅力で、超特急の楽曲に新たな彩りを加えています。
身長180cmの長身を活かしたスタイリッシュな立ち姿も特徴的。ボーカルでありながらダンスも得意とし、全体のパフォーマンスレベルを高める存在となっています。
加入後、短期間でファンからの人気も高まっており、その歌唱力とスタイリッシュな魅力で超特急の新たな一面を開拓しています。
マサヒロ
- 本名:森次真広(もりつぐ まさひろ)
- 生年月日:1998年9月15日
- 出身地:山口都
- 身長:171cm
- 血液型:AB型
- メンバーカラー:ブラウン
マサヒロも2022年加入組の一人で、「努力担当」として着実な成長を見せているメンバーです。ダンススキルの高さと真面目な姿勢が評価され、短期間でグループに溶け込みました。
表現力豊かなダンスが特徴で、特に感情を込めたパフォーマンスには定評があります。また、努力家な一面から練習量も多く、日々スキルを向上させています。
新メンバーながら持ち前の明るさでファンとの距離も近く、特に若い世代からの支持を集めています。
アロハ
- 本名:高松アロハ
- 生年月日:2000年10月26日
- 出身地:神奈川県
- 身長:173cm
- 血液型:B型
- メンバーカラー:ターコイズブルー
アロハは最も若い世代の新メンバーで、「ハワイ担当」という個性的なポジションを持っています。ハワイに縁があることからこのニックネームが付き、明るく陽気な雰囲気がグループに新鮮な風を吹き込んでいます。
柔軟性のある体を活かしたダンスが特徴で、アクロバティックな動きも得意としています。新鮮な視点からのアイデアも豊富で、グループのパフォーマンスに新たな要素を取り入れる役割も担っています。
SNS発信にも積極的で、ファンとの交流を大切にする姿勢も魅力の一つです。
ハル
- 本名:柏木ハル
- 生年月日:2005年3月31日
- 出身地:熊本県
- 身長:167cm
- 血液型:A型
- メンバーカラー:オレンジ
「超特急」の14号車として活動しています。メンバーカラーはオレンジで、怪獣担当として親しまれています。
2018年、家族旅行中に原宿でスカウトされ、芸能界入りを果たしました。その後、EBiDANに加入し、BATTLE BOYSやM!LKのバックダンサーとして経験を積みました。2022年8月8日、超特急の新メンバーとして正式に加入し、メインダンサーとして活躍しています。
俳優としても活動しており、2023年9月から11月に放送されたTBSドラマ『君には届かない。』で前田拳太郎さんとダブル主演を務め、ドラマ初主演を果たしました。また、2024年4月から5月に放送されたMBSドラマ『ゴーストヤンキー』では単独主演を務め、風町トゲル役を演じています。
超特急の人気曲・代表曲紹介
My Buddy
2017年7月26日にリリースされた12thシングル「My Buddy」は、超特急の代表曲の一つで、オリコンウィークリーランキング2位を獲得した大ヒット曲です。爽やかなメロディと親しみやすい歌詞が特徴で、ライブでも定番の盛り上がり曲となっています。
特にサビの「My Buddy〜」という部分は、ファンとの一体感を生む重要なポイントで、ライブでは会場全体が一つになる感動的な瞬間を生み出します。
MVでは爽やかな夏の雰囲気とメンバーの個性が詰まった映像も話題となり、YouTubeでの再生回数も高い人気曲です。
Burn!
2014年にリリースされた「Burn!」は、超特急の初期の代表曲として多くのファンに親しまれています。激しいビートとエネルギッシュなダンスが特徴で、グループの持つパワフルな魅力を存分に発揮した一曲です。
特に「Burn! Burn! Burn!」と繰り返されるサビの部分は中毒性が高く、ライブでのコール&レスポンスも盛り上がるポイントとなっています。
また、このMVでは鮮やかな原色を基調とした映像と、キレのあるダンスが印象的で、超特急のパフォーマンス力の高さを示す代表作となっています。
超えてアバンチュール
「超えてアバンチュール」は、超特急の世界観を表現した意欲作で、タイトルの「アバンチュール」(冒険)というワードの通り、新たな領域へ挑戦する姿勢が感じられる楽曲です。
軽快なリズムと前向きなメッセージが詰まったこの曲は、超特急の持つポジティブなエネルギーを象徴しています。ライブでは特にダンスパートが見どころで、メンバーの個性が光るソロパフォーマンスも挿入されています。
ファンからの人気も高く、「超特急らしさ」を感じられる代表曲として長く愛されています。
まとめ|超特急の魅力とこれからに注目!
ダンス&ボーカルユニット「超特急」の魅力は、何と言っても「メインダンサー&バックボーカル」という独自のスタイルと、それを最大限に活かした圧倒的なライブパフォーマンスにあります。従来のアイドルの枠を超えた新しいエンターテインメントの形を提示し続ける彼らの姿勢は、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。
結成から14年を経た現在も、メンバーチェンジを乗り越えながら常に進化を続ける姿勢と、「8号車」と呼ばれるファンとの強い絆が、彼らの長い活動を支える原動力となっています。
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキという初期メンバーと、シューヤ、マサヒロ、アロハという新メンバーが融合した現在の超特急は、従来の魅力を保ちながらも新たな可能性を探求しており、今後の活動からも目が離せません。
特に2025年は新曲「Just Like 超特急」を引っさげた全国ツアーや、メジャーデビュー13周年を記念した特別なイベントも予定されており、さらなる飛躍が期待されています。
「電車の超特急のようにすごいスピードで夢に向かって進む」というグループ名の由来通り、これからも止まることなく走り続ける超特急の旅路を、ぜひ「8号車」の一員として一緒に見守っていきましょう!