超特急の音楽は、「メインダンサー&バックボーカル」という独自のスタイルと、メンバーの個性豊かなキャラクター、そして見る人を惹きつけるエンターテインメント性で、多くの人々を魅了し続けています。特に、ライブでのパフォーマンスは圧巻で、老若男女問わず楽しめる楽曲が盛りだくさん。
本記事では、超特急の代表曲として広く知られるヒット曲から、ファンに長く愛される楽曲まで、厳選した10曲の魅力と背景を深掘りしてご紹介します。この記事を読めば、なぜ超特急が日本の音楽シーンにおいて特別な存在なのか、その理由がきっと分かるはずです!
目次
超特急について
超特急は、カイ(2号車・神秘)、リョウガ(3号車・ガリガリ)、タクヤ(4号車・筋肉)、ユーキ(5号車・ドジっ子)、タカシ(7号車・末っ子)、シューヤ(新メンバー)、マサヒロ(新メンバー)、アロハ(新メンバー)、ハル(新メンバー)からなる男性9人組グループです。2011年に結成され、2012年に「TRAIN」でインディーズデビュー。2013年に「Bloody Night」でメジャーデビューを果たしました。
彼らの最大の魅力は、通常のグループとは逆で、メインボーカル2人がステージ後方で歌い、メインダンサー5人が前面でパフォーマンスを行う「メインダンサー&バックボーカル」という異色のスタイルです。メンバーそれぞれが、号車番号と個性的な担当を持っており、そのキャラクター性も人気の秘密です。楽曲は、ポップ、R&B、ファンク、ロックなど多様なジャンルを取り入れ、歌詞はストレートでポジティブなものが多く、聴く人を自然と笑顔にさせます。ライブでは、その高いダンススキルと、観客を巻き込む独自の振り付けで、多くのファンを熱狂させています。
超特急の代表曲10選
ここからは代表曲を10曲紹介していきます!
My Buddy
2017年にリリースされた「My Buddy」は、フジテレビ系ドラマ『警視庁いきもの係』主題歌として書き下ろされ、超特急の代表曲として広く知られるきっかけとなった楽曲です。ドラマの世界観と見事に合致した、ポップで温かいメッセージソング。「Buddy」(相棒)との絆や、共に困難を乗り越えることの大切さを歌い上げています。メンバーの優しい歌声と、親しみやすいメロディが多くの視聴者の心を掴みました。超特急の持つ温かさと、普遍的なメッセージが凝縮された、まさに超特急の代表曲です。
バッタマン
2015年にリリースされた「バッタマン」は、超特急のライブで最も盛り上がるアンセムの一つであり、彼らのパフォーマンス力を象徴する楽曲です。アグレッシブなロックサウンドと、コミカルながらも力強い歌詞が特徴。ボーカルのタカシとユーキの高速ラップバトルや、メンバーの激しいダンスが印象的で、ライブでは観客とのコール&レスポンスが定番となっています。超特急の持つ熱量と、エンターテインメント性が凝縮された、まさに超特急の代表曲です。
キャラメルハート
「キャラメルハート」は、2025年リリースの2nd EPのリード曲です。この曲は、恋に落ちた瞬間に味わう「溶けていく」ような感覚を、キャラメルに例えて表現した多幸感あふれるラブソングです。バンドサウンドにブラスを加えたソウルフルで華やかなシティポップとなっており、生演奏による温かみが感じられます。
MVでは、ヒロインに一目惚れしたメンバーの想いが一つとなり、メンバー全員の「平均顔」を生成AIで作り出した巨大な像として登場するという、ユニークな演出が話題を呼びました。「愛してる」を超えた言葉を君と見つけたいと歌う、恋に夢中になり、自分の全てを溶かしてしまいそうなほど深く愛する気持ちを表現したキュートなナンバーです。
Starlight
「Starlight」は、2014年にリリースされた楽曲で、青春と夢をテーマにしたナンバーです。この曲は、思うように進めない日々の中で「こぼれ落ちた悔しさ」に曇ってしまう瞬間があっても、「僕らの星はあの夜空で今も輝いてる」と、変わらない絆と希望を信じるメッセージを歌っています。
「憧れが夢に 変わった瞬間」に、仲間と「星降る丘の上に立って 手を伸ばした」という、瑞々しい青春の情景が描かれています。「涙 隠せない日々もひとりじゃない みんながいた」と、共に過ごした時間と仲間の大切さを再確認し、迷いながらも「あの日のヒカリ」を信じて夢のその先へ進む勇気をくれる、エモーショナルな応援ソングです。
AwA AwA
「AwA AwA(アワアワ)」は、2024年リリースのシングルで、ユニバーサルミュージックとの**「連結」後初のシングルです。タイトルには「泡(AwA)」「OUR」「HOUR」という三つの意味がかけられ、「今こそ『みんなで』『弾ける』『時』」というメッセージが込められたエールソングです。「誰もが挑んでいる人生という名の無理ゲーを一緒に乗り越えていく」という、超特急らしいポジティブで前向きな姿勢が貫かれています。ポップでリズミカルなサウンドと、挑戦するすべての人の背中を押す力強いメッセージが、聴く人に高揚感と楽しさ**を与えてくれるナンバーです。
Jesus
2014年にリリースされた「Jesus」は、超特急の楽曲の中でも特にクールで、セクシーな雰囲気を纏ったダンスナンバーです。愛する人への情熱と、誘惑を歌い上げた歌詞が特徴。メンバーの大人っぽい表情と、キレのあるダンスパフォーマンスが印象的で、多くのファンを魅了しました。超特急の新たな一面を見せた、まさに超特急の代表曲です。
Revival Love
2019年にリリースされた「Revival Love」は、テレビ東京系ドラマ『モトカレマニア』のオープニングテーマとして書き下ろされました。別れてしまった恋人との再会や、新たな恋への期待を歌い上げた、ポップで明るいラブソングです。ドラマの世界観と見事に合致し、多くの視聴者の共感を呼びました。超特急の持つポジティブなエネルギーが凝縮された、まさに超特急の代表曲です。
fanfare
2021年にリリースされた「fanfare」は、超特急の新たな始まりを告げるような、力強くポジティブな応援歌です。未来への希望と、自分たちの夢に向かって進むことの大切さを歌い上げています。メンバーの歌声と、疾走感あふれるサウンドが、多くのリスナーの背中を押してくれます。彼らの音楽が持つ「応援する力」が凝縮された、まさに超特急の代表曲です。
Hey Hey Hey
2022年にリリースされた「Hey Hey Hey」は、超特急の新たな9人体制となってから初の楽曲であり、彼らの新たなスタートを飾りました。ファンクやソウルの要素を取り入れた、グルーヴィーでダンサブルなサウンドが特徴。メンバーそれぞれの個性が際立つ歌声と、一体感のあるパフォーマンスが印象的で、多くのファンを魅了しました。超特急の音楽的進化と、新たな魅力を示した、まさに現在の超特急の代表曲です。
メタルなかよし
「メタルなかよし」は、2025年リリースのEPに収録された、「超特急式トンチキメタルソング」です。ヘヴィメタルとJ-POP、そして「トンチキ」(ユニークな面白さ)を融合させた、彼らの真骨頂とも言える世直しソングです。「世界はこんなにもすてきで綺麗なのに、なぜ世の中はこんなにも傷つけあっているのだろう?」という問いから始まり、「LOVE & PEACE、友達の歌、平和の歌」というメッセージを、メタルサウンドに乗せて力強く歌います。全編フルCGのMVでは、メンバーがヘヴィメタルバンドに扮し、「みんなで楽しくヘドバンしよう!」と呼びかけるなど、ユーモアと熱狂が溢れるナンバーです。
まとめ
本記事では、超特急の数ある名曲の中から、特に超特急の代表曲として愛される10曲を厳選し、それぞれの魅力と背景をご紹介しました。「メインダンサー&バックボーカル」という唯一無二のコンセプトのもと、彼らは常に音楽とパフォーマンスの可能性を追求し、私たちを魅了し続けています。
超特急の楽曲は、友情、恋愛、そして夢といった普遍的な感情を、その唯一無二の表現力で表現することで、聴く人の心に深く響き、共感と活力を与えてくれます。彼らは単なるアイドルグループではなく、音楽を通して人々に寄り添い、人生を鼓舞してくれる存在です。これからも超特急の音楽は、常に進化を続け、日本のみならず世界中で輝きを放ち、多くの人々の心に深く刻まれていくことでしょう。まだ聴いたことのない曲があれば、ぜひこの機会に超特急の深く、そして楽しい音楽の世界に足を踏み入れてみてください。