EVERGLOWのメンバーや代表曲を紹介

EVERGLOW

力強いパフォーマンスと独自の音楽性で世界中のファンを魅了し続けるK-POPガールズグループ「EVERGLOW(エバーグロウ)」。デビューからわずか数年で国際的な人気を獲得し、その圧倒的なステージプレゼンスは「パフォーマンスモンスター」との呼び声も高い彼女たち。今回は、そんなEVERGLOWのグループとしての魅力と、個性豊かな6人のメンバーについて詳しく紹介していきます。

はじめに

2019年に韓国でデビューしたEVERGLOW(エバーグロウ)は、E:U(イユ)、SIHYEON(シヒョン)、MIA(ミア)、ONDA(オンダ)、ASHA(アシャ)、YIREN(イロン)の6人で構成される女性アイドルグループです。

彼女たちの特徴は何と言っても圧倒的なパフォーマンス力。キレのあるダンスと力強い表現力は、K-POPシーンにおいても一目置かれる存在となっています。また、EDMやヒップホップ要素を取り入れた楽曲は、強烈なビートとキャッチーなメロディが特徴で、一度聴いたら忘れられない中毒性を持っています。

デビュー以来、次々とヒット曲を生み出し、YouTube動画の再生回数も軒並み数千万回を記録。K-POP界の新星として急速に注目を集めているグループです。

EVERGLOWとは

グループ名の由来

「EVERGLOW」という名前には、深い意味が込められています。「EVER(いつも、永遠に)」と「GLOW(輝く)」を組み合わせたこの名前は、「いつも輝き続ける」という直接的な意味を持ちます。

しかし、彼女たちの名前にはさらに深い意味があります。「太陽の光が照らす日と照らさない夜があるように、光と影を両方を自分たちだけの時間に作り出す」という哲学も込められています。このように、単に輝くだけでなく、光と影の両面を表現できるアーティストになりたいという彼女たちの野心が、グループ名に反映されているのです。

デビュー曲「Bon Bon Chocolat」

EVERGLOWは2019年3月18日、デビューシングル「Bon Bon Chocolat」でK-POPシーンに華々しく登場しました。EDMとヒップホップの要素を融合させたこの楽曲は、強烈なビートとキャッチーなフックが特徴で、デビュー曲とは思えない完成度の高さで多くのリスナーを驚かせました。

「Bon Bon Chocolat」の歌詞では、チョコレートの甘さに例えた自分たちの魅力を表現し、「私たちの甘いパフォーマンスで世界を魅了する」という自信に満ちたメッセージを発信。MVでは6人のメンバーが躍動感あふれるダンスを披露し、特に振り付けの「プレッツェルダンス」と呼ばれる独特の動きが話題となりました。

デビュー直後から多くの音楽番組に出演し、新人とは思えない堂々としたパフォーマンスで視聴者を魅了。このデビュー曲は、後のEVERGLOWの方向性を決定づける重要な一曲となりました。

これまでの活動と成功

デビュー曲「Bon Bon Chocolat」で好スタートを切ったEVERGLOWは、その後も着実にキャリアを積み重ねていきました。2019年8月にはセカンドシングル「Adios」をリリースし、より洗練されたサウンドとパフォーマンスで人気をさらに高めました。

2020年に入ると、「DUN DUN」や「LA DI DA」などの楽曲を次々とリリース。特に「LA DI DA」は80年代のレトロなシンセウェイブサウンドを取り入れた楽曲で、それまでとは一線を画した音楽性を披露し、国際的にも大きな注目を集めました。

コロナ禍にもかかわらず、オンラインコンサートやSNSを通じた活動を積極的に展開し、世界中のファンとの繋がりを深めていきました。彼女たちのMV(ミュージックビデオ)はYouTubeで数千万回の再生回数を記録し、国際的な人気を証明しています。

また、Billboard World Digital Song Sales Chartにもランクインするなど、グローバルな市場でも着実に存在感を示しています。力強いコンセプトと鮮烈なパフォーマンスで、K-POPガールズグループの中でも独自のポジションを確立しているのです。

EVERGLOWの人気曲

「Adios」

「Adios」は2019年8月にリリースされた、EVERGLOWの2ndシングルです。スペイン語で「さようなら」を意味するタイトルを冠したこの曲は、トラップビートとEDM要素を融合させた力強いサウンドが特徴的です。

曲の構成としては、静かに始まりながらも徐々に高揚感を高め、サビでは爆発的なエネルギーを放出する展開が印象的。「Don’t bring me down, catch me up, like Adios!」という印象的なフレーズと共に繰り広げられるパワフルなダンスパフォーマンスは、EVERGLOWの真骨頂とも言えるでしょう。

MVは未来的な世界観を表現した映像美も話題となり、YouTubeでは公開後わずか1日で1,000万回再生を突破する快挙を達成。この曲により、彼女たちの「強烈なパフォーマンス」というアイデンティティがより強く確立されました。

「Dun Dun」

2020年2月にリリースされた「Dun Dun」は、その名の通り「ドンドン」と鳴り響く強烈なビートが特徴的な楽曲です。前作「Adios」から更にパワーアップした強烈なトラップビートと、メンバーの力強いラップが印象的な一曲となっています。

サビで展開される「Dun Dun Dun Dun Dun Dun」というフレーズは非常にキャッチーで、一度聴いたら頭から離れない魅力を持っています。また、ダンスブレイクでの振り付けは、鋭いムーブメントとユニゾンの美しさを兼ね備え、EVERGLOWのダンスの実力を存分に示しています。

MVでは赤や黒を基調とした衣装とセットが使用され、メンバーたちの強さとカリスマ性を視覚的にも印象づける演出がなされています。この曲は国際的にも大きな反響を呼び、Billboard World Digital Song Sales Chartに初めてランクインする成功を収めました。

「La Di Da」

2020年9月にリリースされた「La Di Da」は、それまでのEVERGLOWとは一線を画す新しい音楽性を示した楽曲です。80年代のシンセウェイブとレトロポップの要素を取り入れながらも、現代的なエレクトロサウンドとミックスした革新的な曲調が特徴的です。

「La Di Da」という軽快なフレーズと共に展開される明るいメロディラインは、これまでの楽曲よりもポップな雰囲気を持ちながらも、EVERGLOWらしい力強さは健在。特にサビからブリッジにかけての展開は聴き応えがあり、音楽的な成熟度を感じさせます。

MVでは80年代を彷彿とさせるネオンカラーの世界観が展開され、ファッションにもレトロな要素を取り入れた新しいビジュアルスタイルが提示されました。この曲は多くの音楽評論家からも高く評価され、EVERGLOWの音楽的幅の広さを証明する作品となりました。

メンバー紹介

E:U(イユ)

  • 本名: キム・ジウォン
  • 生年月日: 1998年5月19日
  • 役割: リーダー、メインダンサー、ラッパー

リーダーを務めるE:Uは、グループ内でもトップクラスのダンススキルを持つメンバーです。特にヒップホップやブレイクダンスを得意とし、パワフルでスキルフルなダンスパフォーマンスはEVERGLOWのステージの見どころの一つとなっています。

ラップスキルも高く、楽曲内ではカリスマ性のあるラップパートを担当することが多いです。また、リーダーとしてグループをまとめる統率力も持ち合わせており、インタビューなどでは冷静で思慮深い発言が印象的です。

ダンスの経験が豊富で、デビュー前はストリートダンスの大会でも活躍していたという経歴の持ち主。その実力は韓国の有名振付師からも高く評価されています。

性格は落ち着いていて冷静ですが、メンバーとの絡みでは意外な一面も見せることがあり、ギャップのある魅力も持っています。

SIHYEON(シヒョン)

  • 本名: パク・シヒョン
  • 生年月日: 1998年8月5日
  • 役割: メインボーカル、センター

SIHYEONはEVERGLOWのセンターを務めるメインボーカルで、安定した歌唱力と表現力豊かなパフォーマンスが魅力です。彼女はデビュー前、Mnetの人気オーディション番組「プロデュース48」に参加し、その実力と美貌で注目を集めました。

透明感のある美しい歌声はグループ内でも際立っており、楽曲のサビや印象的なパートを担当することが多いです。また、センターとしてのオーラとビジュアルは、グループの顔として重要な役割を果たしています。

性格は温厚でリーダーのE:Uを支える存在として、グループ内でのバランサー的な役割も担っています。インタビューやバラエティ番組では落ち着いた受け答えが特徴的で、大人びた魅力も持ち合わせています。

韓国の伝統楽器「カヤグム」の演奏もできるという多才ぶりも、彼女の隠れた魅力の一つです。

MIA(ミア)

  • 本名: ハン・ミア
  • 生年月日: 2000年1月13日
  • 役割: メインダンサー、サブボーカル

MIAはEVERGLOWのメインダンサーを務めるメンバーで、精密かつパワフルなダンススキルが魅力です。特に細かいボディコントロールとリズム感覚に優れており、ダンスブレイクでの彼女のソロパフォーマンスは必見です。

歌唱面でも安定した実力を持ち、ラップとボーカルの両方をこなせるオールラウンダーとしての一面も。また、作詞作曲にも関わることがあり、アーティストとしての才能も持ち合わせています。

性格は真面目で努力家、練習熱心な姿勢はメンバーからも尊敬されています。自身のパフォーマンスに対する厳しさと追求心が、彼女の実力の源となっているようです。

フランス語を学んでいるという意外な一面もあり、国際的な視野を持ったメンバーとしても注目されています。

ONDA(オンダ)

  • 本名: チョ・セリム
  • 生年月日: 2000年5月18日
  • 役割: ボーカル、ビジュアル

ONDAはEVERGLOWのビジュアル担当として、その美貌でグループの印象を高めているメンバーです。特に表情の表現力に長けており、MVや舞台でのパフォーマンス中の表情の変化が魅力的だと評価されています。

ボーカル面では柔らかく優しい声質が特徴で、グループ内での声の多様性に貢献しています。また、演技にも関心があり、将来的には演技の分野でも活躍する可能性を秘めています。

性格は明るく社交的で、バラエティ番組などでは愛らしさと天然な一面を見せることもあり、ファンからは「癒し系」と評される存在です。

趣味は映画鑑賞と料理で、メンバーの中では料理上手として知られています。グループ内での和やかな雰囲気づくりにも一役買っている、重要なメンバーです。

AISHA(アイシャ)

  • 本名: ハン・イェナ
  • 生年月日: 2000年6月21日
  • 役割: メインラッパー、ボーカル

AISHAはEVERGLOWのメインラッパーを務めるメンバーで、その力強いラップフローと低音ボイスが特徴的です。身長も高く、グループ内でも存在感のあるパフォーマンスを見せています。

ラップの実力は韓国の音楽プロデューサーからも高く評価されており、EVERGLOWの楽曲において彼女のラップパートは重要な役割を担っています。また、英語と中国語にも堪能であり、グループの国際的な活動でも活躍しています。

性格は冷静でクールな印象がありますが、実際は面倒見が良く、年下のメンバーをよく気にかける姉御肌な一面も。特にイロンとは仲が良く、姉妹のような関係を築いています。

サブカルチャーや漫画、ゲームなどにも興味があり、ファンとの交流の際には共通の趣味について語ることもある、親しみやすいメンバーです。

YIREN(イロン)

  • 本名: 王怡人(ワン・イーレン)
  • 生年月日: 2001年12月29日
  • 役割: リードダンサー、サブボーカル、ビジュアル

YIRENは中国出身のメンバーで、EVERGLOWのビジュアルとしても注目を集めています。類まれなる美貌と、愛らしい笑顔が特徴的で、グループの魅力を高める重要な存在です。

ダンス面では優れた柔軟性を活かした表現力が魅力で、中国武術の経験もあり、独特の身体能力を持っています。また、中国語と韓国語のバイリンガルであり、グループの中国市場での活動においても重要な役割を担っています。

グループ内では最年少ながらも、明るく元気な性格でムードメーカー的な存在。愛嬌たっぷりの振る舞いは、ファンからも高い人気を得ています。

2022年には中国での活動に専念するため一時的に活動を休止していましたが、EVERGLOWのメンバーとしての絆は変わらず、ファンからの復帰を待ち望む声も多いメンバーです。

まとめ

デビューからわずか数年で独自のポジションを確立し、K-POPシーンに新たな風を吹き込んできたEVERGLOW。彼女たちの特徴である力強いパフォーマンスと独創的な楽曲は、世界中のファンを魅了し続けています。

E:Uのリーダーシップと卓越したダンス、SIHYEONの安定感のある歌唱力、MIAの精密なパフォーマンス、ONDAの表現力、AISHAの特徴的なラップフロー、YIRENの美貌と柔軟性。6人それぞれが持つ個性と才能が見事に融合し、「EVERGLOW」という唯一無二のグループを形成しています。

今後も彼女たちがK-POPシーンで独自の輝きを放ち続け、さらなる高みへと上り詰めていくことに期待が高まります。EVERGLOWの「永遠に輝き続ける」という名前の通り、これからも彼女たちの眩しい光が世界中のファンの心を照らし続けることでしょう。

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