Kis-My-Ft2メンバー紹介：プロフィールと最新情報

キラキラと輝くローラースケートで舞台を滑走し、圧巻のダンスパフォーマンスを繰り広げる。ハードなダンスの息遣いの中にも、笑顔と優しさを絶やさない彼らの姿。デビュー以来、独自の世界観とパフォーマンスで多くのファンを魅了し続けているのが、Kis-My-Ft2（キスマイフットツー）です。個性豊かな6人のメンバーが織りなす音楽とパフォーマンスは、アイドルシーンに新しい風を吹き込み続けています。今回は、そんなKis-My-Ft2のグループ概要とメンバーについて、詳しくご紹介します。

グループ概要

Kis-My-Ft2とは

Kis-My-Ft2（キスマイフットツー）は、STARTO ENTERTAINMENT所属の日本の男性アイドルグループです。ファンからは親しみを込めて「キスマイ」と呼ばれています。デビュー当初から個性的なパフォーマンスとバラエティでの活躍で知られ、その多才な側面で多くのファンを魅了しています。特にローラースケートを取り入れたパフォーマンスは彼らの大きな特徴の一つとなっています。

彼らは単にアイドルとしてだけでなく、俳優、バラエティタレント、歌手と多岐にわたる分野で活躍しており、それぞれのメンバーが個性を活かした活動を展開しています。

グループ名の由来

Kis-My-Ft2というユニークなグループ名には、深い意味が込められています。この名前は、メンバーのイニシャルから1文字ずつ取って組み合わせたものです。「Kis」は北山宏光（元メンバー）、藤ヶ谷太輔（Fujigaya Taisuke）、玉森裕太（Tamamori Yuta）の頭文字から。「My」は宮田俊哉（Miyata Toshiya）と横尾渉（Yokoo Wataru）から。「Ft」は二階堂高嗣（Nikaido Takashi）と千賀健永（Senga Kento）のイニシャルから取られています。

また、この名前には「タップダンサーのグレゴリー・ハインズが尊敬するサミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをしたという逸話」にちなんでいるという意味も込められており、彼らのダンスへの情熱と敬意を表しています。「2」は、Kis-My-Ft2として新たに出発するという意味を表しています。

結成からデビューまで

Kis-My-Ft2の歴史は2005年7月26日の結成に始まります。結成前、彼らは「Kis-My-Ft」として活動していました。当初はメンバー構成も異なり、様々な変遷を経て現在の形になりました。

結成後、彼らは長い下積み期間を経験します。バックダンサーやジュニア時代の活動を通じて実力を磨き、徐々にファンを増やしていきました。特にローラースケートを使ったパフォーマンスは注目を集め、彼らの個性的なアイデンティティとなりました。

そして2011年8月10日、シングル「Everybody Go」でついにCDデビュー。彼らの長年の夢が叶った瞬間でした。デビュー曲「Everybody Go」はオリコンチャートで初登場1位を獲得し、彼らの才能と人気を証明することとなりました。

デビューから現在

デビュー後、Kis-My-Ft2は次々とヒット曲を生み出していきます。「Thank youじゃん!」や「Kiss魂」などのシングルはチャートで高い評価を得ました。また、「キスマイ超BUSAIKU!?」などのテレビの冠番組も持ち、バラエティ面でも才能を発揮しています。

2024年時点でシングル31作、アルバム12作がオリコン1位を獲得するなど、その人気と実力は揺るぎないものとなっています。

一方で、グループにも変化がありました。2023年8月には北山宏光がグループを卒業し、現在は6人体制での活動となっています。メンバー減少という試練を乗り越え、より一層結束を強めて活動を続ける姿勢には、多くのファンが感動と応援の気持ちを抱いています。

メンバー紹介

千賀健永（せんがけんと）

千賀健永（せんがけんと）は1991年3月23日生まれ、愛知県出身のアーティストです。ジャニーズ事務所に入所後、「A.B.C. Jr.」を経てKis-My-Ft2のメンバーとなりました。

千賀はグループ内では、クールな外見とは対照的な明るく社交的な性格で知られています。ダンスの実力も高く、特にブレイクダンスを得意としており、パフォーマンス中の力強い動きは観客を魅了します。また、バラエティ番組でも積極的に発言し、その明るいキャラクターでグループに活気をもたらしています。

さらに、舞祭組のメンバーとしても活躍しており、グループ内での多様な表現の場を持っています。ファンからは「けんと」の愛称で親しまれており、その笑顔と前向きな姿勢が多くのファンに支持されています。

宮田俊哉（みやたとしや）

宮田俊哉（みやたとしや）は1988年12月14日生まれ、神奈川県出身です。彼はジャニーズ事務所に入所後、「田組」のメンバーとして活動し、その後Kis-My-Ft2に加入しました。

宮田はグループ内でもユニークな存在で、特にアニメやゲームへの深い造詣が知られています。そのオタク的な一面と明るいキャラクターは、バラエティ番組でも大いに発揮され、ファンに親しまれています。

歌唱力にも定評があり、澄んだ高音ボイスはグループのボーカルラインを支える重要な要素です。また、舞祭組のメンバーとしても活動しており、その多才ぶりを発揮しています。リラックスした雰囲気と独自の世界観で、グループに独特の色彩をもたらしています。

横尾渉（よこおわたる）

横尾渉（よこおわたる）は1986年5月16日生まれ、神奈川県出身のアーティストです。彼はジャニーズ事務所に入所後、「J-Support」のメンバーとして活動し、その後Kis-My-Ft2の一員となりました。

グループ内では最年長メンバーとしての貫禄があり、落ち着いた雰囲気と穏やかな人柄で知られています。バラエティ番組では冷静でツッコミ役を担当することが多く、その的確な発言がグループの雰囲気を良い方向に導いています。

また、舞祭組のメンバーとしても活躍しており、コミカルな表現からシリアスな演技まで幅広いパフォーマンスを見せています。料理の腕前も高く、その多才な一面がファンに親しまれています。

藤ヶ谷太輔（ふじがやたいすけ）

藤ヶ谷太輔（ふじがやたいすけ）は1987年6月25日生まれ、神奈川県出身です。彼はジャニーズ事務所に入所後、「Kis-My-Ft.」のメンバーとして活動し、そのままKis-My-Ft2に加入しました。

藤ヶ谷はグループ内で高いボーカル力を持ち、力強く伸びのある歌声で多くの楽曲を彩っています。また、北山宏光の卒業後は、実質的なリーダーとしての役割も担っており、その責任感とカリスマ性でグループを牽引しています。

俳優としての活動も積極的に行っており、ドラマや映画で多くの主演作を持つなど、幅広い分野で才能を発揮しています。ファッションセンスも高く、洗練された雰囲気と確かな実力で、多くのファンを魅了し続けています。

玉森裕太（たまもりゆうた）

玉森裕太（たまもりゆうた）は1990年3月17日生まれ、神奈川県出身のアーティストです。彼は「J.J.Express」のメンバーとして活動した後、Kis-My-Ft2に加入しました。

玉森はグループ内でも特に高い人気を誇るビジュアルメンバーとして知られています。端正な顔立ちと長身を活かしたスタイリッシュなパフォーマンスは、ライブやミュージックビデオの見どころとなっています。

また、俳優としても数多くの作品に出演しており、その演技力の高さでも評価されています。ステージ上では華やかな存在感を放つ一方で、私生活ではシャイで穏やかな性格とのギャップも魅力の一つです。ファッションモデルとしての一面も持ち、多方面で活躍しています。

二階堂高嗣（にかいどうたかし）

二階堂高嗣（にかいどうたかし）は1991年7月14日生まれ、神奈川県出身です。彼は「A.B.C. Jr.」のメンバーとして活動した後、Kis-My-Ft2の一員となりました。

二階堂はグループ内でも特に運動神経が良く、ダンスパフォーマンスの面で高い評価を受けています。特にローラースケートを使ったパフォーマンスでは、その技術の高さが際立っています。

また、バラエティ番組での自然体な反応や、時に見せる天然な一面もファンからは人気です。真面目で誠実な人柄と、努力家としての姿勢は、多くのファンに支持されています。最近では俳優としての活動も増え、その演技力にも注目が集まっています。

元メンバー

北山宏光（きたやまひろみつ）

北山宏光（きたやまひろみつ）は1985年9月17日生まれ、神奈川県出身の元Kis-My-Ft2メンバーです。彼は長くグループのリーダーを務め、その確かな歌唱力とリーダーシップでグループを牽引してきました。

デビュー当初からの主要メンバーとして、北山はグループの顔としての役割も担ってきました。特に俳優としての活動も積極的に行い、多くのドラマや映画で主演を務めるなど、その演技力でも高い評価を受けていました。

2023年8月、北山はグループを卒業しました。約12年に渡るグループ活動に幕を下ろし、新たな道を歩み始めた北山を、多くのファンが温かく見守っています。彼の卒業後も、北山が残した足跡と功績はKis-My-Ft2の歴史の重要な一部として、永く記憶に残るでしょう。

グループの魅力

Kis-My-Ft2の最大の魅力は、何と言ってもそのパフォーマンス力の高さです。特に、他のグループにはあまり見られないローラースケートを取り入れたダイナミックなステージングは、彼らの代名詞となっています。高速で滑走しながら繰り広げられる息の合ったダンスは、観るものを圧倒する迫力があります。

また、メンバー一人ひとりの個性が強く、それでいてグループとしての一体感も持ち合わせているという点も、彼らの魅力として挙げられます。6人それぞれが異なる才能や特徴を持ちながらも、舞台上では完璧なハーモニーを生み出しています。

さらに、音楽面でも多様なジャンルに挑戦し続けており、ロック調の楽曲からバラード、アップテンポなダンス曲まで、幅広いレパートリーを持っています。この音楽的な懐の深さも、長く愛され続ける理由の一つでしょう。

バラエティ番組での活躍も見逃せません。「キスマイ超BUSAIKU!?」など、彼ら自身の冠番組でも高い視聴率を獲得しており、アイドルとしての魅力だけでなく、エンターテイナーとしての才能も証明しています。

舞祭組について

結成の経緯

舞祭組（ぶさいく）は、Kis-My-Ft2内のユニットとして2013年に結成されました。その特徴的な名前は、テレビ番組「キスマイ超BUSAIKU!?」から派生したものです。この番組内でメンバーたちは「BUSAIKU（ブサイク）」なシチュエーションに挑戦し、そこから生まれたのが舞祭組です。

具体的には、当時の企画で評価が低かったメンバーが「ブサイク」として選出され、そのメンバーでユニットを結成することになりました。しかし、「ブサイク」という言葉に否定的なイメージがあることから、「舞」台で「祭」り上げる「組」という意味の「舞祭組」という名前に決定しました。

当初は一時的なユニットとして考えられていましたが、ファンからの反響が大きく、2014年には「棚からぼたもち」でCDデビューを果たし、正式なユニットとして活動を開始しました。

メンバー構成

舞祭組は、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉の3人で構成されています。当初は北山宏光も含めた4人体制でしたが、北山のグループ卒業に伴い、現在は3人での活動となっています。

3人それぞれが持つ個性と才能が組み合わさり、ユニークなパフォーマンスを繰り広げています。Kis-My-Ft2での活動とは異なる魅力を発揮しており、グループとしての活動の幅を広げる存在となっています。

主な活動と楽曲

舞祭組の代表曲といえば、デビュー曲である「棚からぼたもち」が挙げられます。この曲は独特の振り付けとキャッチーなメロディで大ヒットし、彼らの代名詞となりました。また、「やっちゃった!!」「てぃーてぃーてぃーてれっててれてぃてぃてぃ〜」など、コミカルな要素を取り入れた楽曲も多く、笑いと音楽を融合させた独自の世界観を確立しています。

ライブやテレビ出演でも個性的なパフォーマンスを披露し、Kis-My-Ft2とはまた違った魅力でファンを楽しませています。「本気でオバカやってます」というキャッチフレーズ通り、時に本気で、時に面白おかしく、エンターテイメントの本質を大切にしている姿勢が多くの人々の心を掴んでいます。