Mr.Children「ロードムービー」の歌詞の意味を考察!

Mr.Children

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Mr.Childrenの「ロードムービー」は、2000年にリリースされたアルバム『Q』に収録されています。

この曲は、1999年が終わり2000年1月1日になったタイミングで歌詞が降ってきて、それを曲にしたのが「ロードムービー」としていて、2019年に開催されたドームツアー「Against All Gravity」のMCで、桜井さんが一番好きな曲と公言されています。

今回はそんな「ロードムービー」について紹介していきます!

「ロードムービー」の歌詞考察

いびつなうねりを上げながら オートバイが走る
寝ぼけた君を乗せて ほんの少しだけ急いで
月明かりが誘う場所へ

嘆きもぼやきもため息も 風に飛んでいくよ
そして幸福なあの歌を 高らかに歌いながら
500Rのゆるいカーブへ

歌詞の冒頭では、オートバイに乗り、少し急ぎながら月明かりが誘う場所へ向かう場面が描かれています。このシーンは、日常からの脱出や冒険の始まりを象徴しており、自由と解放感を感じさせます。オートバイに乗るという行動は、スピード感や風を感じることで、現実からの逃避や新たな発見への期待を表現しています。

今も僕らに付きまとう幾つかの問題
時の流れに少し身を委ねてみよう
この路の上の何処かにあるはずのゴールライン
そんなビジョンを道連れにして

僕らとしているので、ここで登場するのは2人でカップル・夫婦と考えていいと思います。
二人で一緒に過ごしていると、日常の些細な喧嘩から将来的な不安まで、様々な問題が付きまとうと思います。

そんな不安を抱えながらも、きっと時間が解決してくれるだろうと、どこかにあるはずの2人にとっての理想の生活に向かって進んでいることが理解できます。

カーラジオも無くそしてバックもしない オートバイが走る
ただ君の温もりを その優しい体温を
この背中に抱きしめながら

カーラジオが無く、バックもしないというのは、特に裕福でもない普通の状態なんだけど、過去を振り返ることなく未来に向かって進んでいこうという意味が込められているのではないでしょうか。

そしてその未来へ進む自分のそばにはパートナーがいて、そのパートナーのぬくもりも感じながらとしているので、一緒に人生を寄り添って歩んでいくという意味が読み取れると思います。

泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの?
カラスが飛び交う空に モノクロの輝く虹
誰も笑っていやしない動物園

汗ばむ季節 君がふと見せてくれた情熱
ファミレスの裏の野良犬が見てたキス
スカートの裾を濡らしはしゃいでた あのビーチハウス
そんなシーンを道連れにして

「泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの?」という部分では、過去の出来事や感情が現在の旅に影響を与えていることが描かれています。過去の思い出や感情が旅の中で浮かび上がり、それが現在の行動や感情に影響を与えることが示されています。

街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて
もう1つ次の未来へ

「街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る」というフレーズは、旅の中で感じる未来への期待や希望を表現しています。街灯が未来を照らす様子は、明るい未来への希望を象徴しており、オートバイで進むことで、その希望に向かって進んでいることを示しています。また、「もう1つ次の未来へ」というフレーズは、次々と新しい未来を追い求める姿勢を表現しています。

まとめ

「ロードムービー」は、バイクで夜道を走り抜ける描写とカップル・夫婦といった関係性の二人が未来に向かって歩んでいく描写が描かれています。

シングルでリリースされたり、なにかとタイアップしている訳桜井さんが自分の曲の中で一番好きと公言しているくらいなので、ぜひ聞いてみて下さい!

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