Mr.Children「永遠」の歌詞の意味を考察!

Mr.Children

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Mr.Childrenの「永遠」は、2022年にリリースされた配信限定シングルとなっており、ネットフリックス映画「桜のような僕の恋人」の主題歌として書き下ろされた曲となっています。

新型コロナウイルスの影響もありしばらく活動できなくなっていた中で、映画のタイアップの話から制作を始めたとされています。

また、2022年はMr.Childrenがデビュー30周年の特別な年にリリースされたというのもあり、30周年記念で敢行したツアー「半世紀へのエントランス」でも演奏されています。

映画と内容がリンクしているところだけでなく、ジャケットや演出もきれいでとても美しい曲です。

そんな「永遠」の歌詞について紹介していきます!

「永遠」の歌詞考察

桜舞う遊歩道
花火あがる夜の浜辺
ヒラヒラ キラキラ
記憶の中で光ってる

レンズを向けるたび
顔を背けていたのは
照れてるだけだと
理解しようとしてきたんだ

歌い出しの部分になります。
桜舞う遊歩道や花火が上がる夜の浜辺といった美しい思い出が描かれています。これらのシーンは、過去の幸福な瞬間を象徴しており、主人公がその思い出を鮮明に心に刻んでいることを示しています。レンズを向けるたびに顔を背けていた恋人の姿は、彼女の恥ずかしさや照れを表現しており、その純粋な瞬間を大切にしていることがわかります。

彷徨えば彷徨うほど
出口から遠く離れる迷路みたい
今も答えを探して歩いてんだよ
君のいない場所で

「彷徨えば彷徨うほど 出口から遠く離れる迷路みたい」というフレーズは、主人公が愛する人を失った後の混乱と迷いを表現しています。答えを探し続ける中で、彼は依然として彼女のいない場所でその答えを求めています。これは、彼の心の中でまだ解決されていない感情や未練を象徴していると考えます。

独りきり
シャッターを押す人差し指
そのレンズの先には
必死で何かを僕に伝えようとしてる
あの日の君が見える
一瞬でさえも逃したくなくて
夢中で追いかけるよ
今はもう
ここにはいない君の笑顔を

1番のサビの部分です。
独りでシャッターを押す場面は、主人公が彼女を記憶に留めようとする必死な姿を描いています。レンズの先に映る彼女の姿は、彼の心の中で生き続けていることを示しています。この部分では、彼の中での彼女の存在がどれだけ大きいかが強調されています。

君を知る人から
君について聞かれるたび
どうしていいのか
その場から立ち去るだけ

語らえば語らうほど
気持ちから遠く
言葉は無意味になる
強力な恋の魔法が
まだ解けてないから
幸せとすら感じる

ここから2番になります。
「君を知る人から 君について聞かれるたび どうしていいのか その場から立ち去るだけ」という歌詞は、彼が彼女について話すことの困難さを示しています。これは、彼が彼女との関係をまだ完全に乗り越えていないことを示しています。

空に残された白い飛行機雲
ふと自分が重なる
凄いスピードで逝ってしまう君に
必死で追い縋る
君さえ知らない
本当の君を見せてあげたかった
静かに眠ってる横顔も綺麗だ

2番のサビになります。
「空に残された白い飛行機雲 ふと自分が重なる」という部分は、彼女が去ってしまった後の空虚感を表現しています。彼女を必死で追いかける姿は、彼がまだ彼女を諦めていないことを示しています。しかし、「君は僕の中の永遠」という最後の部分では、彼が彼女の思い出を永遠に大切にし、心の中で生き続けることを誓っています。

時は行き過ぎる
そこになんらかの意味を
人は見出そうとするけど
冗談が過ぎる
たとえ神様であっても
死ぬまで許さない

独りきり
シャッターを押す人差し指
そのレンズの先には
涙色をした雨で覆われていても
笑顔の君が見える
僕しか知らない
愛おしい仕草を
この胸に焼き付けるよ
怒ってる顔も堪らなく好きだった
もう会えなくても
君は僕の中の永遠

最後の部分です。
例え神様であっても死ぬまで許さないと、かなりインパクトの強い表現をされています。
それだけ彼女に対する想いの強さが読み取れます。
もう現実にはいない彼女のことを想いながら、ずっと心の中に君を想い続けるよという過去への餞別と前に進んでいくんだという僕の覚悟が見えます。

まとめ

「永遠」は、愛する人との別れとその後の感情を描いた深い楽曲です。
30周年記念のライブ「半世紀へのエントランス」でも演奏されています。
映画の内容ともリンクしているので、ぜひ映画も含めてみていただければと思います!

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