Mr.Children「Everything(It’s you)」の歌詞の意味を考察!

Mr.Children

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「Everything(It’s you)」は1997年2月5日に発売されたMr.Childrenの13番目のシングルです。

アルバム「BOLERO」にも収録されています。

2021年に実施されたB’z presents UNITE #01のゲストとして参加した際に、B’zとコラボした曲でもあります。

歌詞が好きというファンもかなり多いのではないでしょうか。

今回はそんな「Everything(It’s you)」の歌詞について紹介していきます!

Everything(It’s you)の歌詞はこちら

「Everything(It’s you)」の歌詞考察

世間知らずだった少年時代から
自分だけを信じてきたけど
心ある人の支えの中で
何とか生きてる現在の僕で

弱音さらしたり グチをこぼしたり
他人の傷みを 見て見ないふりをして

少年時代からの自分の人生を振り返っていく中で、多くの人に支えられてきたり、自分自身が追い込まれたり、他人を傷つけたりするといった様々な経験を通して今の自分があるとしています。

幸せすぎて大切な事が
解りづらくなった 今だから
歌う言葉さえも見つからぬまま
時間に追われ途方に暮れる

愛すべき人よ 君も同じように
苦しみに似た 想いを抱いてるの

これまで多くの人に支えられてきた自分自身が恵まれているからこそ、自分にとって本当に大事なものとは何かを考えさせられているのではないでしょうか。

アーティストとして多くの偉業を成し遂げてきた桜井さんだからこそ、このままアーティストとして突っ走っていきたいという思いを持ちつつ、それと同時に家族を大事にしたいという想いや、もっと他に大事にすべきこともある。

とはいえ、時間も限られていて全てを平等に愛せないという苦しみに似た思いを抱いていたのかなと思います。

STAY
何を犠牲にしても 守るべきものがあるとして
僕にとって今君が それにあたると思うんだよ

1番のサビです。

Mr.Childrenの曲にはラブソングが多く「常套句」のように、好きという気持ちを真っすぐに伝えている曲が多くある中で、Everything(It’s you)ではかなり回りくどい言い方ではあるが溢れるばかりの好きという気持ちを伝えようとしています。

Everything(It’s you)の曲名を日本語訳すると、「すべて(すれは君のこと)」となるように、何を犠牲にしても守りたいものは君であるとしています。

夢追い人は旅路の果てで
一体何を手にするんだろう
嘘や矛盾を両手に抱え
「それも人だよ」と悟れるの?

愛すべき人よ 君に会いたい
例えばこれが 恋とは違くても

夢を追っていく中で、汚い世界もたくさんあるけれど、そんな現実と向き合っていけるのかと自分に問うてるのではないか。

恋とは違くてもというのは、初めて付き合った時のようなドキドキはないけど、君と会いたいというメッセージで、ここでいう君はかなり長い年月連れ添った人になるのかなと思います。

STAY
僕が落ちぶれたら 迷わず古い荷物を捨て
君は新しいドアを 開けて進めばいいんだよ

ここで登場する君はかなり長い年月連れ添った人ではないかとしましたが、ここではそんな君に対するメッセージが込められています。

夢を追う中で、自分がもし落ちぶれるようなことがあれば迷わず見捨ててもいいという一種のやさしさのような相手を想う気持ちを感じます。

STAY
何を犠牲にしても 手にしたいものがあるとして
それを僕と思うのなら もう君の好きなようにして
自分を犠牲にしても いつでも
守るべきものは ただ一つ
君なんだよ
いつでも 君なんだよ

最後のサビです。

ここまでは「何を犠牲にしても守りたいもの=君」としていましたが、ここでは「何を犠牲にしても守りたいものがもし僕ならば、君の好きなようにして。僕からしたら守るべきものはたった一つ君という存在である」としています。

夢を追ったりしていく中で、家族・パートナーとの時間など全てを大事にすることは難しいかもしれないし、夢を追う過程で沢山迷惑をかけるかもしれない。

それでも自分からしたら、君が自分にとって唯一の守るべき存在であり、それだけ大事に思っているというメッセージが込められているんじゃないかなと思います。

まとめ

ここまでEverything(It’s you)の歌詞について紹介してきました。

遠回しだけどストレートなメッセージが刺さったという人、多いのではないでしょうか。

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