本記事では2024年8月30日に公開された、Mr.Childrenの最新曲映画「in the pocket(インザポケット)」の歌詞について紹介していきます。
先日、映画「きみの色」のショートムービーという形で一部が公開されましたが、映画の公開日である8月30日に合わせて主題歌の「in the pocket(インザポケット)」もリリースされました。
本記事では、リリース前から多くのファンで話題になっている「in the pocket」について紹介できればと思います！
新曲『in the pocket』のWikipediaページはこちら
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「in the pocket」について
「in the pocket」は山田尚子さんが監督を務めるオリジナル長編アニメ「きみの色」の主題歌です。
映画では、高校生の主人公がバンドを組む物語が描かれています。
＞＞映画「きみの色」公式サイト
もともと高校時代の同級生からスタートしたMr.Childrenが、高校生のバンドが主人公の映画の主題歌を担当するという事自体にストーリー性を感じます。
ファンの間では、昔のポップな感じのMr.Childrenだという声がよく聞かれます。
しかし、ただポップな曲というだけでなく、サビの部分はシンプルなドラムのサウンドがメインとなっているなど、各所に彼らのこだわりや意図が見えます。（個人的にはサビ前のナカケーのベースが好きです）
本記事では歌詞の紹介がメインとなりますが「in the pocket」の歌詞だけでなく、音楽全体として伝えたいメッセージは何かを考えることでより深い示唆を得ることができる楽曲だと思います。
それでは歌詞の紹介・考察を進めていきます！
「in the pocket」の歌詞について
＜歌詞全文＞
見上げれば頭上に 雲が流れる
自由にカタチを変えて動く雲が思ってた以上に 自分探しに
戸惑って 煩って
足元ばっか見てた堅苦しく考えずに
楽しんで良いんだって
あの日、叩きつけた
鍵盤の音は教えてくれた去年の上着のポケットに
迷いは置いてきたんだ
今日からまた新しい「私」が始まる
心はまだ不安定で
カーテンのように揺れるけど
吹き抜ける風の
心地よさを感じる経験値によって
失敗を避けて
簡単に答えを導く術を知る
なのにどこかきっと削り取られた
大胆で不格好な大事なモノがある「好きな色を手に取って
描いていいんだ」って
絵が苦手な子供には
そう言って画用紙を渡そう
なんて、、、絡まった靴紐は
解くのを諦めて
忘れて遊んでたら
知らぬ間に解けてた
思い通りにはならない
ハプニングの連続でも
分かってる
ならばそれを楽しむだけ誰の心にも
不透明で濁った景色がある自由でいる方法なんて
いくつだってあるって
昨夜かき鳴らした
六弦の音は教えてくれた昨日のシャツのポケットに
in the pocket｜作詞作曲 桜井和寿
悲しみを置いていくんだ
今日からまた新しいあなたが始まる
心はずっと不安定で
カーテンのように揺れるけど
吹き抜ける風の
心地よさを感じて
ただ今を楽しんでいたい
曲全体として、ポップでポジティブなメッセージを感じることができます。
これからなんにでもなれる高校生の未来を”自由に形を変えて動く雲”に例えていたり、多感な心情を揺れるカーテンとして例え、吹き抜ける風の心地よさを感じて今を楽しもうというメッセージなど、曲全体を通して桜井さんのこだわりや比喩表現の凄さが垣間見えます。
また、X（旧Twitter）で「in the pocket」に関する投稿が話題になっていました。
現時点で出ている歌詞に関する考察も一部含まれているため、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
ここまで、8月30日公開予定の「in the pocket」について紹介してきました。
主題歌となっている映画「きみの色」は、バンドを始める高校生が登場するのですが、高校の同級生・軽音部から始まったMr.Childrenがこの映画の主題歌を担当することがちょっとエモくていいな～なんて思っています。
歌詞もですが、桜井さんの歌声やMr.Childrenの演奏にも各所にこだわりが見られてMr.Childrenはこれからも進化し続けていくんだろうなと感じさせてくれる1曲でした。
「in the pocket」はめちゃくちゃ名曲だと思うので、ぜひ聞いてみて下さい！
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