スピッツは、その清涼感あふれるメロディと心温まる歌詞で多くのファンに愛されています。
彼らの楽曲は、日常の小さな瞬間を美しく切り取り、聴く者の心に深い共感と慰めを与えます。この記事では、スピッツの楽曲から選んだ名言を紹介します!
スピッツの歌詞・名言
スカーレット
誰にも言えずに夢見ていたくずれ落ちそうな言葉さえ
ありのまますべてぶつけても君は微笑むかなあ
「スカーレット」は、内に秘めた不安や葛藤を打ち明ける勇気と、それを受け止めてくれる存在への期待を描いています。崩れそうな言葉すらもそのままぶつけたとき、相手が笑顔で受け止めてくれるのかという問いが胸に響き、誰かとの信頼や絆の大切さを強く感じさせる一曲です。
流れ星
君の心の中に棲むムカデにかみつかれた日ひからびかけてた僕の明日が見えた気がした 誰かを憎んでたことも何かに怯えたことも全部かすんじゃうくらいの静かな夜に浮かんでいたい
「流れ星」は、心の葛藤や不安を描写しながらも、そんな感情を抱えている自分が静かで穏やかな夜に包まれたいという思いを歌っています。過去の苦しみや恐れが、遠くかすんでいく夜の静寂に希望を見出すような、深い癒しを感じさせる楽曲です。
春の歌
春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか?遠い空に映る君にも
「春の歌」は、春の訪れとともに感じる新たな始まりや再生の力を象徴する楽曲です。愛や希望を超えたところで響く春の音色は、遠くにいる大切な人にも届くように歌われ、未来への期待感が感じられます。シンプルながらも前向きなメッセージが込められた一曲です。
ロビンソン
誰も触れない 二人だけの国
終わらない歌ばらまいて
大きな力で空に浮かべたら
ルララ宇宙の風に乗る
「ロビンソン」は、スピッツの代表曲であり、どこか夢見がちな世界観が魅力です。二人だけの世界を誰にも邪魔されることなく、自由に飛び立つ姿が描かれています。壮大な宇宙に浮かぶイメージが、日常を超えた広がりを感じさせ、聴く者の心を解放するような楽曲です。
夢じゃない
夢じゃない ひとりじゃない君がそばにいる限り
いびつな力で守りたい どこまでも
「夢じゃない」は、支えてくれる存在への感謝と、それに対する強い守りたいという決意を歌った曲です。完璧ではなく、少し歪んだ力でも大切な人を守ろうとする姿に、リアルな人間らしさが感じられます。共にいることで夢が現実に感じられる、その絆が美しい一曲です。
運命の人
走る 遥か この地球の果てまで
恥ずかしくても まるでダメでも カッコつけていく
アイニージュー いつかつまづいた時には
横にいるから ふらつきながら 二人で見つけよう
「運命の人」は、どんなに不格好でも前を向き、一緒に歩むパートナーへの愛を描いた楽曲です。失敗しても構わない、その時には互いに支え合いながら進んでいくという前向きなメッセージが印象的です。軽快なリズムと共に、聴く者に勇気を与える歌です。
チェリー
愛してるの響きだけで 強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて
「チェリー」は、恋愛の純粋な喜びとその強さを描いた名曲です。「愛してる」という言葉だけで強くなれるというフレーズは、シンプルながらも深い愛情を感じさせます。日々のささやかな幸せを大切に抱きしめたいという思いが、切なくも温かいメロディに乗せて伝わってきます。
空も飛べるはず
君と出会った奇跡が
この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい
「空も飛べるはず」は、スピッツの代表曲の一つで、愛や希望に満ちた歌詞が印象的です。大切な人との出会いが奇跡であり、その奇跡が胸にあふれていると表現されることで、人生の喜びや希望が力強く歌われています。夢や涙を越えて、そばで笑っていてほしいというメッセージが心に残る一曲です。
スターゲイザー
遠く果てしなく続く道の上から
強い 思い あの光まで届いて欲しい
「スターゲイザー」は、遠くにある光を目指して強く願う心が描かれた楽曲です。果てしない道の上で感じる希望や夢に向かって突き進む姿が印象的で、その強い想いがリスナーの心にも響きます。未来への思いを抱きながら歩んでいく力強さが感じられる曲です。
スピカ
やたらマジメな夜
なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも続くのです
続くのです
「スピカ」は、静かな夜の中でふと感情がこみ上げてくる瞬間を描写しています。幸せが途切れながらも続いていくというフレーズには、人生の儚さと美しさが感じられ、聴く者に深い余韻を残します。繊細な感情を丁寧に描いた、心にしみる一曲です。
紫の夜を越えて
なぐさめで崩れるほどのギリギリをくぐり抜けて
一緒にいて欲しい遠くまで潤み始めた目を開いて
紫色の夜を越えて
「紫の夜を越えて」は、極限の状態を乗り越えようとする強い気持ちと、その中で共にいて欲しいという願いが込められた楽曲です。紫色の夜という幻想的なイメージが、暗い時期や困難を象徴しながらも、それを共に乗り越えていこうというメッセージが胸に響きます。
仲良し
いつも仲良しでいいよねって言われて
でもどこかブルーになってた あれは恋だった
「仲良し」は、友達以上恋人未満の関係に対する複雑な感情を描いた一曲です。「仲良しでいいよね」という言葉に感じる微妙なブルーな気持ちが、実は恋心だったという気づきが切なくも共感を呼びます。純粋な感情を素直に表現した歌詞が印象的です。
8823
君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ
「8823」は、スピッツらしい幻想的な歌詞の中に、特別な存在に向けた強い思いが込められています。宇宙でただ一人、君を自由にできるというフレーズが示すように、相手との深い繋がりや唯一無二の絆が感じられる楽曲です。
君は太陽
理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで
「君は太陽」は、完璧ではない現実の中でも、大切な存在がいることで前向きに生きていけるというメッセージが込められています。理想ではなくても「大丈夫」と感じられる安心感が、温かく包み込むように伝わってきます。
みそか
超えて 超えて 超えていく
命が駆け出す
浮いて 浮いて 浮きまくる 覚悟はできているか?
努力していたり夢を追っている人は、周りと比べて浮いてしまう事も往々にあると思います。
しかし高い目標や夢を追う以上は、浮きまくる覚悟を決める必要があり、この歌詞ではそんな頑張る人に向けた強気のメッセージで、背中を押してくれます。
けもの道
諦めないで それは未来へ かすかに残る けもの道
「けもの道」は、未来に向かって続く険しい道を、諦めずに進む強さを描いた楽曲です。けもの道のように明確ではなくても、確かに続いている道を信じて歩み続ける姿が、勇気を与える歌詞となっています。
まとめ
スピッツの楽曲は、日常の瞬間を捉えながらも、それを超えた普遍的な感情の表現を通じて多くのリスナーに影響を与え続けています。
彼らの歌詞は、愛、希望、そして人生の移り変わりを繊細に描き出し、私たちに心の奥深くを見つめる機会を提供してくれます。
ぜひ聞いてみて下さい!
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